覚えておきたいサッカーの反則
改定’02/09/03
1.直接フリーキックとなる反則 |
|||
No. |
反則名 |
内容 |
|
@ |
キッキング Kicking |
相手を蹴る、または蹴ろうとする。 |
|
A |
トリッピング Tripping |
相手をつまづかせる、またはつまづかせようとする。 |
|
B |
ジャンピングアット Jumping at |
相手に飛びかかる。 |
|
C |
ファウルチャージ Foul Charging |
相手を不用意に、無謀に、過剰な力でチャージする。 |
|
D |
ストライキング Striking |
相手を打つ、または打とうとする。 |
|
E |
プッシング Pushing |
相手を押す。 |
|
F |
ファウルタックル Foul Tackle |
ボールを奪うために相手にタックルし、ボールに触れる前に相手に接触する。 |
|
G |
ホールディング Holding |
相手を抑える。 |
|
H |
スピッティング Spitting |
相手につばを吐きかける。 |
|
I |
ハンドリング Handling |
ボールを意図的に手で扱う。 |
|
2.間接フリーキックとなる反則 |
|||
2.1 間接フリーキックになるゴールキーパーの違反 自分のチームがリードしていてしかも残り時間が少ない時にゴールキーパーを使って時間をかせぐというプレーは試合をつまらなくする。このルールは、それを防止するために出来たのものであることを忘れてはならない。それゆえ、ゴールキーパーがボールをプレーする意思無く持ちすぎたり、味方からの意図的なバックパスをゴールキーパーが手で扱うと反則の対象となる。 |
|||
@ |
ボールを手または腕で6秒を超えて保持したとき。(6秒以内なら何歩でも歩ける) 尚、早くプレーしようという姿勢が見えれば6秒を多少超えても反則は取られない。 |
||
A |
味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手で触れたとき。 |
||
B |
手でコントロールしていたボールをいったん離して、他の競技者に触れる前にそのボールに再び手で触れたとき。 |
||
C |
味方競技者がゴールキーパーにパスする目的で足でキックしたボールに手で触れたとき。 (ただし、味方競技者が、頭や胸、ヒザなどでボールをコントロールしてゴールキーパーにパスした場合を除く。) |
||
D |
ゴールキーパーがペナルティエリア外に出て、味方競技者がキックしたボールを足で受け、そのままドリブルしてペナルティーエリア内に戻ってから、手でボールを扱った場合。 |
||
E |
味方競技者が足の裏などで止めたボールにゴールキーパーが手で触れた場合。 |
||
2.2 警告と間接フリーキックで罰される場合(競技規則の裏をかくプレー) このルールは2.1項と同じ目的だが、ルールの抜け道をかいくぐろうとしたアンフェアな行為を罰するものである。これまで、時間かせぎを防止するためにFIFAは何度となくルール改正してきたが、もうこれ以上改正しなくても済むように、考えられるずるがしこいプレーをあらかじめ想定して作ったものである。技術的レベルが相当高くないと出来ないので、実際の試合にはまず出てこない。 |
|||
@ |
相手競技者にマークされていないフリーの競技者が意図的にボールを浮かせて、頭や胸、ヒザなど足以外の部分を使ってゴールキーパーにパスをする。 |
||
A |
相手競技者にマークされていないフリーの競技者がボールを浮かせて、もう一人のフリーの味方競技者にパスをし、その競技者が頭や胸、ヒザなど足以外の部分を使ってゴールキーパーにパスをする。 |
||
B |
ゴールキーパーが自分のキープしているボールを浮かせて、フリーの競技者にパスし、その競技者が足以外の部分を使ってゴールキーパーにパスする。 |
||
C |
競技者がフィールドに膝をついて、意図的に膝でボールを突いてゴールキーパーにパスする。 |
||
2.3 間接フリーキックになる競技者の違反 |
|||
@ |
危険なプレー |
相手競技者のすぐ近くで、足を高く上げてボールを蹴ろうとするような、相手を危険にさらすようなプレー。 |
|
A |
危険なプレー |
相手競技者が足で蹴ろうとしている低いボールにヘディングしようとするような、自らを危険にさらすようなプレー。 |
|
B |
オブストラクション |
ボールがプレーできる範囲にない所で相手の進路を妨害したとき。 |
|
C |
ゴールキーパーのプレー妨害 |
ゴールキーパーがボールを手から離そうとしている前で、左右にステップしてコースを変えさせようとした場合。 |
|
D |
|
味方競技者からボールを受けた選手がオフサイドポジションにいた場合。ボールが蹴られた瞬間にオフサイドポジションにいて、その後直接プレーをしなくても関与していたと判断されれば取られる。 尚、ゴールキック、コーナーキック、スローインからのボールはオフサイドにならないので注意要! |
|
3.スローインのルール |
|||
@ |
ボールがタッチラインを越えた地点から行う。 |
||
A |
スローアー(スローインを行う競技者)はフィールドに面して、両足とも、その一部をタッチライン上、またはタッチラインの外側に ついていなければならない |
||
B |
両手を使い、頭の後方から頭上を通過してボールを投げる。 |
||
C |
ボールがタッチラインを越えた地点から行うが、他の競技者に触れるまでスローアーはボールを再びプレーしてはいけない。 |
||
D |
スローインを行う位置が正しくなかったり、正しいスローインがおこなわれなかったときは相手チームのスローインとなる。 (スローインの位置については副審、または主審に確認すること。) |
||