2年生の練習内容 

2003年2月号           改定:平成15年5月10日 

目   次

センタリングからシュートの練習

センタリングからシュートの練習

基本攻撃パターンのひとつであるセンタリングからシュートの練習を行った。サッカーでは最も確実に得点を取れる戦術である。

練習時の人数が大抵20人を超えるので、ゴールひとつでは待ち時間が増えてしまう。また、センタリングとシュートの役割をどのように分けるかも難しいところがあった。幸い、東舞子小ではハンドボール用のゴールが2つ使える機会が多いので、2箇所で同時に練習ができる。これなら待ち時間が少なくて済む。

準備

まず、全員をA、B、C、Dの4チームに分け、ビブスでチームが明確に識別できるようにした後にチーム毎に4箇所に分かれてもらう。下図の例では、AとCがシュートを打つ方で、BとDがドリブルからセンタリングをする方である。

キーパーはセンタリングを上げるチームから一人選ぶ。

やり方

下図右の例で説明する。

@AからBにパスを出すとともにコーンの外側を回ってBからのセンタリングに合わせられるように走りこむ。

ABはAからのパスをトラップしてコーンの右側をドリブルで上がる。

BBはコーンを過ぎたらまずゴールを見て、キーパーがゴールをあけていたらシュートを打つ。

Bキーパーがゴールをあけていなかったら、できるだけゴールに近い方のゴールラインの手前までドリブルし、キーパーを引き付けてからセンタリングをする。

CAは少し後ろ目からこのセンタリングに合わせる。

5分〜10分くらいしたら、場所を変える。

留意点

@AからBへのパスはインサイドで足元に強く蹴る。

AAはできるだけ大きく回ってセンタリングが多少ずれても大丈夫な位置から走りこめるようにする。

BBはゴールに向かって斜めに近づくようなドリブルを心掛けさせる。

CBは常にシュートを狙っていること。シュートのコースをキーパーがふさいでいたら、できるだけキーパーを引き付けてからマイナス方向(斜め後ろ)にゴロでセンタリングを出す。

Dキーパーはドリブルしている子からは近い方のゴールの隙間に絶対にシュートをさせないような位置に構える。

EBからのセンタリングに対して、Aは軽くインサイドで押し出す感じで確実に当てる。決して足を大きく振ってはいけない。