寛延一揆 寛延三義民碑

                                   ▼ 伊達郡伊達町字田町
                                   ▼ 東北本線伊達駅下車10分       

 伊達駅から旧奥州街道を15分ほど南に行くと、街道沿いに薬師堂があります。この境内に1918(大正七)年に建てられた斉藤彦内・猪狩源七・蓬田半左衛門ら寛延三義民の顕彰碑があります。彼らは、1749(寛延二)年の凶作の時に、幕領桑折代官神山三郎左衛門の施政に抵抗して起こした、寛延大一揆の首謀者として処刑された人たちです。このときは、県内各地の幕藩領でも一揆が発生し、江戸時代全期をを通じて最大規模のものとなりました。

 この一揆の顛末は1907(明治四〇)年に朝日新聞連載の小説『天狗廻状』で一躍有名になりました。 

                          前ページに戻る