天 神 原
遺 跡
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双葉郡楢葉町北田字天神原
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常磐線木戸駅下車10分
二つ沼から北上すると楢葉町です。右側に折れて旧国道を進むとまもなく左側に楢葉城があります。この楢葉城の北方約2km、木戸川河口左岸、標高40m前後の平坦な丘陵の先端は天神岬スポーツ公園にになっており、そのなかに天神原遺跡があります。
天神原遺跡は、1979(昭和五四)年までの調査で、土壙墓47基・土器棺墓33基が発見された、東日本最大規模の弥生時代中期の墳墓群です。注意したいのは、遺体を直接埋葬する土壙墓と土器棺墓が共存する埋葬様式であることと、「天神原式」と呼ぶべき土器型式の標準遺跡であることです。尚、国道沿いの楢葉町コミュニティセンター内の楢葉町歴史資料館に、出土した合蓋(あわせぶた)土器棺(国重文)をはじめ遺物などが展示されております。
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