明治天皇行幸記念碑
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福島交通バス栗子スキー場行長老沢下車徒歩30分
明治一四年十月三日明治天皇が東北を巡幸されたときの記念碑。昭和十八年十二月に建立されました。
国道十三号線、平野交差点から西へ約8km、大滝から旧街道沿いに500mほど進んだ長老沢部落のほぼ中央にあります。この万世大路の完成により福島と米沢を結ぶ重要幹線となりました。同部落のほとんどが旅人宿。その一つ「山中屋」に明治天皇が立ち寄られ、茶代三十五円を下賜されました。
この山中屋は今もカヤぶき屋根。陛下がお休みのために作った廊下や門の跡もそのまま。栗子ハイウェーができてからは、この街道を通る人は、部落に住んでいる数軒足らずの住人しかおりません。うっそうと茂った杉並木のまえに並ぶカヤぶきの一軒が鮮烈な印象を与えます。
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