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井上鑑アルバム資産
井上鑑/カセットブック/カルサヴィーナ
第一印象が最も不気味な作品である。
全体的に陰鬱な感じがして潜在的な恐怖感を覚える曲が続く。
その分聴き応えは充分過ぎるくらいあるわけだが。
初めて大胆に琴を起用し、後の音楽性の基本的な部分を確立した意味でも価値は大きい。
一部の曲が、円谷プロの怪奇作品、「餓鬼魂」に採用されている。
どちらが先にあった話なのかは不明である。
音源だけでもCD化を切望したい名作。
1984