後藤次利資産
後藤次利/LP/BREATH
そして、遂に画期的な動きが起きる。FITZBEATレーベルの立ち上げである。レーベル自体のプロデューサーとして後藤氏が起用され、その第1段として、このアルバムと、イコシンが発売された。
このレーベルの特徴は、価格の安さと、音質重視という二つであった。シングルが当時700円だったところを500円。アルバムは2800のところを1500円。ただしアルバムは6曲入り。しかしながら、余裕を持ったカッティングが可能であったため、音質の向上に繋がったのである。
そして、このアルバムこそが、後藤次利の音楽性を一気に高めたアルバムである。
当時中国に興味があったということで、チャイナ風の味付けが強く見られる本作だが、トータル的には無国籍的な雰囲気が漂う。そして、リード楽器として大々的にベースおよびフレットレスベースが使用されているのである。
ベーシストのリーダーアルバム、という難問に対して、画期的な回答が示されたという意義だけでも、このアムバムはもっと評価されてしかるべきであり、CDで復刻されてしかるべきと思われるのだが。
是非こちらに復刻の要望を寄せてください。
http://www3.loops.jp/~vividsound/shop/clone/