涸沢の花50
チングルマ Geum pentapetalum バラ科
撮影:ザイテングラード  2004年8月1日 説明
チングルマ 高山にお花畑を作る高さ10cmほどのバラ科の低木。チョウノスケソウともよく似るが、花弁の枚数が違う。葉はバラ科らしく、ミヤマキンバイに似た葉をつける。花期は6−8月で、花が散った後は下の写真のような果実を作る。同じ日に撮った写真だが、高度の違いで果実のものとそうでないものが分かれている。花は可愛らしいが、実も趣がある。「一ふみ十年」という道徳の教材で扱われていることでも有名。和名は稚児車が訛ったもの。学名はGeumが美味、pentapetalumは「5枚の花弁」というそのままの意味。
撮影:ザイテン取り付き手前  2004年8月1日
チングルマ果実
メモ