涸沢の花50
チシマギキョウ Campanula chamissonis キキョウ科
撮影:奥穂−前穂 吊尾根  2004年8月4日 説明
チシマギキョウ 北半球周極地方の高山、砂レキ地や岩石の割れ目に生える多年草。葉はやや厚く光沢があり、ふちに細かい鋸歯がある。釣鐘形の花はイワギキョウによく似るが、写真でもわかるようにチシマギキョウでは花冠のふちに白毛が生えている。今年は吊尾根に数多く生えているのが観察された。Campanulaはホタルブクロ属の属名で「小さな鐘」、chamissonisはドイツの分類学者シャミソーの名に由来する。
メモ