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2016年末時点のプリンタ 〜エプソンとキャノンのプリンタを比較〜 (2016年11月7日公開)
FAX非搭載の複合機、つまり家庭用複合機でA3プリントに対応している2機種を比較する。エプソンのEP-10VA、EP-979A3の2機種で、キヤノンからは同様の製品は発売されていない。同じエプソンの製品であるため、似たところがある一方、価格差は24,000円と決して小さくない。A3プリントをしたいという人にとって、どちらの機種が合っているのかを決める指標になるはずだ。 |
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シアン マゼンタ イエロー レッド グレー |
シアン マゼンタ イエロー ライトシアン ライトマゼンタ |
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(つよインク200) (Epson ClearChrome K2) |
(つよインク200) |
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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○(2L・ハイビジョン以下) |
○(2L・ハイビジョン以下) |
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印刷部 |
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フォーム印刷(罫線・マス目・便箋・写真付きスケジュール帳・スケジュール帳・五線譜・メッセージカード・折り紙封筒) |
フォーム印刷(罫線・マス目・便箋・写真付きスケジュール帳・スケジュール帳・五線譜・メッセージカード・折り紙封筒) |
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印刷 |
iPod touch iPad (iOS 8.0以降) Android 4.0以降 (NFC対応) |
iPod touch iPad (iOS 7.0以降) Android 4.0以降 (NFC対応) |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
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EP-10VAはEP-979A3の派生モデルのような製品であるため、一見するとホワイトボディとブラックボディの違いに見える。しかし、大きな所で違いがあるのだ。 EP-10VAとEP-979A3はどちらも染料インクで6色構成だ。最小インクドロップサイズは1.5plであり、5760×1440dpiという解像度も同等だ。しかしインク構成は大きく異なる。EP-979A3は従来より続く6色モデルと同じインク構成で、A4複合機のEP-879A3やEP-709Aと同じ構成だ。つまりブラック、シアン、マゼンダ、イエローの基本4色に加えてライトシアンとライトマゼンダを採用している。カラー原稿の色の薄い部分ではライトインクを使う事で粒状感が抑えられる。最小インクドロップサイズが小さいこともあって非常に綺麗な画質で印刷ができるため、一般的な用途にはこれで十分だ。一方、EP-10VAはブラック、シアン、マゼンダ、イエローに加えてレッドとグレーインクを採用する。これを、「Epson ClearChrome K2インク」と呼んで、従来の6色と区別している。ライトインクがない分EP-979A3より悪くなる部分もありそうだが、そこは理論的色変換システム「LCCS」が力を発揮する。プロセレクション(写真のプロ向けのプリント単機能機)の製品に採用されてきたこの「LCCS」は写真をプリントする際のインク配分を論理的に算出する色生成技術で、階調性・色再現域・粒状性などの点からベストになるように複雑に計算されて打つインクが決定されるというものだ。さらに、光源によって色合いが異なる光源依存性も最適になる様に計算されるなど、かなり高度なものだ。さらに紙送りの精度も高めることで、基本4色だけでも高画質に印刷ができるという。そこにレッドインクにより、くすみがちな赤系統の表現力を高め、赤い物だけで無く夕日や肌の色などでも違いが出る。さらに従来の6色ではモノクロ写真の場合のグレーの部分はカラーインクを使って表現するため青白くなってしまうが、EP-10VAではグレーインクを搭載しているため綺麗なグレーの階調表現ができる。カラー、モノクロ両方の表現力をさらに高めた製品と言える。 一方、両機種とも染料インクであるため、普通紙印刷の画質は顔料インクの機種に比べれば劣ることとなる。「細線強調機能」や「文字くっきり機能」を搭載し、ドライバレベルで文書印刷画質を高めているが、文書印刷目的なら他の機種も候補になるだろう。 最小インクドロップサイズは非常に小さいが、両機種ともAdvanced-MSDTという5つのインクサイズのインクを打ち分ける機能を搭載しており、必要に応じて大きなインクサイズを打ち分ける事で高速化と高画質化を両立している。結果、L判縁なし写真印刷で、EP-979A3は13秒と非常に高速になっており、枚数の多い印刷でもストレスのない速度となっている。一方、EP-10VAは33秒と遅くなっている。LCCSなど複雑な処理も行われている上に給紙も精度を重視した画質重視の設計であるため、速度より画質を取ったという形だろう。ただし、給紙時が特に丁寧なのか、A3フチあり写真の場合EP-979A3が1分55秒、EP-10VAが2分23秒とL版写真ほど差は無いため、大判印刷ならそれほど気になる差でないはずだ。使用するインクは構成は違う物の、どちらも「つよインク200」である。アルバム保存300年、耐光性50年、耐オゾン性10年となり、十分な耐保存性を持っている。もちろん各色独立インクとなっており、なくなった色だけ交換できる。インクでもう一つ異なるのが印刷コストだ。EP-979A3は20.6円と一般的な値だが、EP-10VAは12.7円とかなり安くなっている。高画質な方が安いというのは不思議な感じだが、EP-10VAは写真メインのプリンタで、コストを気にせず大判プリントも楽しめるようにという事で、EP-10VAの発売後にインクカートリッジの価格が約半分になった。写真印刷コストには用紙代(500枚で2,143円)込みなので、1枚4.286円を除くと、インク代は16.314円と8.414円とほぼ半分になっている。 このように、EP-10VAは1ランク上の印刷画質により、飾るようなとっておきの1枚の写真の印刷にも対応する一方、スナップ写真を大量に印刷するような場合にも印刷コストを気にせずに行えるようになっており、様々な「写真印刷」の用途に向いた機種になっているといえる。 給紙に関しては、両機種とも前面給紙カセットが基本となる。いずれも2段カセットとなっており、上段にL判やハガキなどの小さな用紙を、下段にはA4やB5といった大きな用紙をセットするようになっている。完全に本体に収納可能なので、用紙をセットしたままにしてもホコリがかかるなどの心配がない。下段にA4普通紙が100枚、上段に写真用紙やハガキなら20枚までセット可能だ。また、下段にもL判やハガキサイズにの用紙もセットでき、その場合ハガキなら40枚セット可能となるため、上下段ともにハガキを入れれば合計で60枚までセットでき、もちろん連続で使用が可能となる。下段の用紙を入れ替える手間をかければより大量給紙ができるように工夫されている。前面給紙・前面排紙と言うことで気になるのが、厚紙やラベル用紙などである。メーカーとしては問題ない事になっているが、前面から給紙して前面から排紙するため、内部で大きく曲げられてしまうのは少し心配だ。また封筒など二重になっている用紙への印刷も不安なほか、定型サイズでない場合前面給紙カセットのガイドをあわせにくい。そこで、両機種とも簡易的ながら背面給紙も行えるようになっている。背面給紙・前面排紙はら用紙は直線的なので、前述のような用紙も安心という訳である。ただ安心なだけで無く 、通常の給紙カセットでは0.3mm厚の用紙までの対応だが、背面給紙からは、倍の0.6mmの用紙に印刷ができる。今まで印刷できなかった厚紙にも印刷できる点も便利だろう。この背面給紙に限って、両機種ともA3用紙に対応している形となる。前面給紙カセットをA3対応にすると本体が大型化してしまい、セットした用紙も前方に飛び出てしまうため、本体のコンパクトさをそのままにA3対応とするためにこの形となっている。この背面給紙部分に両機種の違いがある。EP-979A3は「背面手差し給紙」となっており、1枚ずつとなる。小さな背面給紙カバーと、用紙を支える小さな「用紙サポート」を引き出せるだけの簡易的な構造で、印刷を実行して、セットする旨のメッセージが出てから用紙を差し込む方式であるため本当に1枚ずつとなる。大量印刷の場合は本格的なA3プリンタが必要だが、時々数枚程度であれば十分に使う事ができる。そしてEP-10VAはEP-979A3の背面給紙を強化した形である。背面給紙部分だけ高さが増してしまっているが、その分、普通紙で10枚、専用紙で5枚までの連続給紙が可能となった。本格的なA3プリンターほど枚数は多くないが、1枚ずつの手差しよりはかなり便利である。印刷枚数が多い場合はこちらの方が便利だろう。 両機種とも用紙の種類とサイズを登録しておく機能が搭載されている。液晶ディスプレイでメニューから登録も可能だが、前面給紙カセットを挿し込むと自動的に登録画面が表示されるため便利だ(されないようにもできる)。この登録内容と、印刷時の用紙設定が異なっている場合、メッセージが表示される仕組みだ。また、印刷時に実際の用紙幅をセンサーでチェックする機能もあり、できる限り印刷ミスによる用紙とインクの無駄遣いをなくす工夫がなされている。さらに、EP-10VAにはハガキ向き検知機能が搭載されている。郵便番号枠を認識することで、ハガキの上下や裏表の間違いを検知し、印刷が止まる機能だ。前面給紙だと、どうしても用紙の裏表や向きを間違いやすいので、ハガキが無駄にならない便利な機能だ。 無線/有線LAN接続ができるようになり、プリンタから離れた場所のパソコンやスマートフォンから印刷を実行することが増えたため、電源や排紙トレイの自動化が進んでいる。両機種とも印刷が実行されると自動的に電源がオンになり、排紙トレイが自動的に出てくる。また、排紙トレイに引っかかる操作パネルは自動的に少し角度が上がる。用紙はあらかじめカセットにセットしておけることから、プリンタの前に行くことなく印刷が実行できるわけである。その後指定した時間が経てば自動的に電源はオフになる。その際、自動的に排紙トレイが収納され、上がっていた操作パネルは垂直に戻り収納されるなど、こちらも完全自動である。 その他、自動両面印刷機能も両機種とも搭載している。普通紙だけでなくハガキなどにも対応するため、年賀状で通信面と宛名面を用紙の差し替え無しで印刷できるなど、便利である。またCD/DVD/Blu-rayレーベル印刷機能も搭載している。レーベル印刷のトレイを使わない時は、前面給紙カセットの下に収納できる。写真の自動補正機能としては「オートフォトファイン!EX」という機能を搭載しており、逆光や色かぶりをした写真でも、顔やシーンを認識して高いレベルで自動補正が行われる。もちろんパソコンからの印刷時だけでなく、後述のダイレクト印刷時や写真のコピー時にも利用できる。さらにPX-10VAでは「高彩モード」が選択でき、新たに採用したレッドインクの力で、くすみががちな赤系の表現をより色鮮やかに印刷できるようになっている。 続いて、スキャナ部を見てみよう。解像度は4800dpiと同等だ。複合機としては最高レベルの解像度と言える。ただ、反射原稿(紙などの原稿)にしか対応しないため、この解像度が必要かは疑問だ。実際写真サイズを4800dpiで取り込むと約16,800×24,000ドットとなり4億画素相当となる事から、オーバースペックとも言える。1200dpiでも十分だろうが、高いに越したことは無いだろう。いずれもCIS方式で、厚い本の綴じ目近くなど、ガラス面から浮いてしまう原稿ではピントが合わなくなってしまう点は注意が必要だ。両機種ともスキャンした原稿をパソコンを使わずにメモリカードに保存する機能を搭載しているためパソコン無しで簡単にスキャンができる。また原稿を取り忘れた際のアラーム機能も搭載しているなど、細かい点で工夫がなされているが、両機種に差は無い。 ダイレクト印刷は、SDカード、メモリースティックDuo、コンパクトフラッシュのメモリカードに対応している。最近のデジタルカメラやスマートフォンは一眼レフなどを除きSDカードかその小型版のmicroSDになっており、少し前にさかのぼってもメモリースティックDuoに対応していてば基本的には不満はない。加えて、コンパクトフラッシュにも対応するため一眼レフにも対応できる。ただし、RAWデータのダイレクト印刷は行えない。さらにメモリカードだけでなくUSBメモリからの印刷にも対応している。また、各種メモリカードからUSBメモリへのバックアップが可能な他、USBメモリ以外に対応の外付けハードディスクや外付けDVDドライブへのバックアップやそれらからの印刷も行える。その上、ネットワーク接続をしている場合、他のパソコンから外付けハードディスクのデータにアクセスが可能な「外部機器共有」機能も備えている。つまり複合機単体でメモリカード内の写真やスキャンした写真や原稿を外付けHDDに保存でき、それらに家庭内のどのパソコンからもアクセスできるわけである。もちろん写真データ以外も共有可能であるため、簡易NASとしても使用できる。そのほか、赤外線通信による印刷に対応しているのも同等だ。PictBridgeのUSB接続とWi-Fi接続の両方式にも対応しているなど、機能は豊富だ。ダイレクト印刷時の機能もA4複合機より豊富で、選んだ写真の色補正一覧を印刷し、その中から好みの物を選ぶことができるほか、Exif情報と共に写真一覧を印刷できる。また、明るさやコントラスト、鮮やかさ、レッド・グリーン・ブルーそれぞれの色調補正も可能で、補正後の画像は別名でメモリカードに保存できるのも便利だ。基本的に機能は同じだが、EP-10VAはモノクロ写真にも対応している。 ダイレクト印刷時の機能として代表的な手書き合成シートも両機種とも対応している。その他、塗り絵風の輪郭だけの印刷や、罫線、マス目、便箋、スケジュール帳、五線譜、メッセージカード、折り紙封筒が印刷できるフォーム印刷機能を搭載している。両単体でも機能は豊富であるといえる。 スマートフォンとの連携機能も両機種とも搭載しており、iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末に対応している。いずれも、専用のアプリを無料でダウンロードすることでプリント又はスキャンが行える。NFCにも対応しているため、Android限定にはなるが、タッチするだけで接続設定ができる。メインで使用すると思われる写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定まで行えるため、スマートフォンで撮影した写真を手軽に印刷できる。さらにドキュメント印刷にも対応している。PDF/Word/Excel/PowerPointといった主要なファイルに対応している他、Webページの印刷もできる便利だ。また、スマートフォン上からスキャンを実行し、データをJPEG又はPDF形式で受け取ることもできる。出かける前に紙の情報をさっとスマートフォンに転送するといった使い方ができるため便利だろう。さらに、クラウドとの連携機能も搭載されており、オンラインストレージから印刷したり、SNSの写真を印刷する事ができる。SNSの写真はコメント付きでも印刷が可能だ。さらにネットワークを利用したプリント機能として印刷したい写真や文書を本機にメールすると自動で印刷できる「メールプリント」、スキャンした画像を離れた場所の対応複合機で印刷できる「メールdeリモート印刷」、通常のプリント同じ操作で、離れた場所のEP-10VA/EP-979A3で印刷できる「リモートプリントドライバー」といった機能を搭載しているのが便利だ。ネットワークに接続されていることを最大限に生かしていると言えよう。 コピー機能を見てみよう。単純なコピー機能としては、両機種とも単純な等倍コピーだけでなく、原稿サイズを自動で認識し用紙サイズに合わせて拡大縮小する「自動変倍」機能や、原稿と印刷する用紙サイズの組み合わせを指定して拡大縮小コピーが行う「オートフィット」機能、さらに25〜400%の間で1%刻みで拡大縮小コピーが行える機能を搭載した高性能な物だ。またCD/DVD/Blu-rayレーベルコピーも両機種とも対応である。また原稿面に写真を複数枚置き、焼き増し風のコピーを行うことも出来る。この際「退色復元」機能を使えば、昔の色あせした写真も自動で補正してくれる機能も備えている。両機種とも2枚の原稿を1枚に縮小してコピーする2アップにも対応する。その他、コピー時にも「塗り絵印刷」が行える他、見開きの本を左右ページで別々にコピーする「BOOKコピー」、アイロンプリント紙への印刷時に使える「ミラーコピー」、背景の色を白にして見やすくする「背景除去機能」を備えている。またコピー時には文字と写真領域を判定してそれぞれを見やすいように補正する「領域判定コピー」を行っている。今年新製品に移行したEP-979A3はA3原稿二つ折りコピー機能を搭載した。スキャナはA4までだが、2回スキャンすることでA3コピーを可能とする機能だ。中央部にずれや隙間が生じることもあるが、従来の「A3用紙に2アップ」の設定では、周囲と同じだけ余白ができてしまっていたが、この機能ならできるだけ余白の無いようにしてくれる。 操作パネルは両機種とも共通だ。4.3型のタッチパネル液晶を搭載しており、液晶ディスプレイ内に、戻るやスタートのボタンも表示する。そのため、液晶ディスプレイ外のボタンは電源ボタンだけというシンプルな構成だ。液晶ディスプレイと操作パネルは本体前面に取り付けられ、液晶ディスプレイだけでなく操作パネル全体を持ち上げて角度調整が可能だ。最大90度まで起こすことができるので、垂直から水平まで見やすい角度で操作ができるよう工夫されている。 インタフェースも両機種とも共通で、USB2.0に加えて、有線/無線LANに対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。そんな人には有線LAN/無線LANによりどのパソコンでもプリントできるのは非常に便利だろう。またネットワーク接続をすればスマートフォンやタブレットからの印刷も可能となる。またWi-Fiダイレクトに対応しているため、無線LANルータの無い環境でも、スマートフォンやタブレットと直接Wi-Fi接続が可能となっている点も共通だ。この際、前述のNFCが力を発揮する場合もあるだろう。 本体サイズを見てみよう。基本的に同じ本体だが、背面給紙が強化された分だけEP-10VAの方がサイズが大きくなっている。EP-979A3が479×356×148mm、EP-10VAが479×395×163mmである。奥行きの39mmに関しては実際に大きくなっているが、高さの15mmは背面給紙部分だけなので、数値の差ほど大きさに差があるようには見えない。置き場所のサイズ制限がシビアなので無ければ、特に問題にするほどではなさそうだ。また、A3ノビ対応のプリント単機能機が、プロセレクションのSC-PX7VIIで616×369×228mm、普通の6色機のEP-4004で616×322×215mmである事を考えると奥行き以外は小さいと言えるので、十分コンパクトだと言える。 この2機種はほとんどの機能で似ている一方、明確な違いがある。画質と印刷コストと背面給紙だ。より綺麗なプリントを楽しみたいか、逆に印刷コストを安く抑えたい、またA3プリントを本格的に行いたいという場合はEP-10VAが、A3プリントを、あれば便利という程度に考え、写真も従来の6色で十分と感じるならEP-979A3となる。特に印刷コストだけで見る場合、本体価格の差が問題となる。L判写真1枚でEP-10VAの方が7.9円安いが、本体価格は24,000円高いので、約3000枚で逆転する計算だ。画質にも魅力を感じるなら良いが、印刷コストだけならこの枚数を印刷するか、大判のプリントを頻繁に行うかが決め手となるだろう。 (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/
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