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2018年末時点のプリンタ 〜エプソンとキャノンのプリンタを比較〜 (2019年5月3日公開)
モバイル・コンパクトプリンタといっても、大きく見ると違いがある。エプソンのPX-S05とキャノンのPIXUS iP110はA4サイズまで印刷が可能で、バッテリ駆動が可能という製品だ。つまり、一般的なA4プリンタを持ち運べるようにした機種と言える。一方エプソンのPF-71は最大サイズがA5までであり、代わりに液晶ディスプレイとメモリカードスロットを搭載している。つまりL版や2L版の写真のダイレクト印刷を行うのがメインのプリンタと言える。そして液晶を大型化しキーボードをつけ、年賀状の作成が可能になったのがエプソンPF-81-2019である。つまりA4印刷まで行うPX-S05とPXISU iP110、写真やはがき印刷用のPF-71とPF-81-2019という構図だ。価格もPX-S05が27,980円、PIXUS iP110が26,800円、PF-71が19,980円、PF-81-2019が54,980円となり、価格もばらつきがある。それぞれ、どういった用途に向いているのか見ていこう。 | ||||||
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シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
シアン マゼンタ イエロー |
染料ブラック シアン マゼンタ イエロー |
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(つよインク200X) |
(つよインク200) |
(つよインク200) |
(ChromaLife100) |
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ブラック:180ノズル |
Y/染料BK:各256ノズル 顔料BK:320ノズル |
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2.0ipm(バッテリ) |
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3.5ipm(バッテリ) |
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まずはプリントの基本となる画質と速度、印刷コストから見ていこう。PX-S05 一方、PF-81-2019 最後にPIXUS iP110 ちなみにインクカートリッジは、本体がコンパクトということもあり各色独立というわけにはいかない。PF-81-2019 印刷速度を見てみよう。まずは写真印刷速度である。PX-S05 一方、A4普通紙への文書印刷速度を見てみよう。A4サイズのプリントできるPX-S05 印刷コストを見てみよう。L判写真印刷を見ると、PX-S05 |
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フチなし印刷はL判/KG/ハガキ/ハイビジョン/名刺のみ |
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(A4普通紙セット可能枚数) |
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続いて、給紙・排紙関連の機能を見てみよう。対応用紙は、PX-S05 |
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その他、プリントの付加機能を見てみよう。コンパクトな本体であるため、自動両面印刷やCD/DVD/Blu-rayレーベル印刷機能は搭載していない。一方で写真印刷時に写真を自動補正する機能は4機種とも備えている。エプソンの3機種が備える「オートフォトファイン!EX」は顔を自動判別し、シーンに合った補正をするもので、逆光写真や色かぶりも自然に補正してくれる。一方PIXUS iP110 設定した時間で自動で電源をオフにする機能はPX-S05 |
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赤目補正 くっきり具合 フィルター(モノクロ/セピア) |
フチあり/フチなし 赤目補正 シャープネス フィルター(モノクロ/セピア) |
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ダイレクト印刷機能を見てみよう。メモリカードからのダイレクトプリントはPF-81-2019 ダイレクトプリント時はフチあり・フチなしの選択と赤目補正機能は当然として、シャープネス(PF-81-2019 |
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iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 |
iPod touch iPad (iOS 10.0以降) Android 4.4以降 スマートスピーカー対応 |
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スマートフォンとの連携機能は全機種とも搭載しており、iPhoneやiPod touch、iPadと、Android端末に対応している。写真印刷の場合、用紙サイズや用紙種類、フチ無し設定まで行えるため、スマートフォンで撮影した写真を手軽に印刷できる。さらに、ドキュメント印刷にも対応している。PDF/Word/Excel/PowerPointといった主要なファイルに対応している他、Webページの印刷もできる便利だ。さらに、クラウドとの連携機能も搭載されており、オンラインストレージにアクセスし印刷することができる。さらに、PF-81-2019 さらにネットワークを利用したプリント機能として、PX-S05 |
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SD:300種類 |
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SD:793種類 |
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差出人:10件 |
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PF-81-2019 |
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(角度調整可) タッチパネル 縦長ワイド |
(角度調整可) |
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タッチパネル |
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(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(Wi-Fiダイレクト対応) |
(ダイレクト印刷対応) |
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バッテリ USB(1.5A未満は充電) |
バッテリ |
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50枚(カラー) |
290枚(USB) |
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10時間(USB 0.5A) |
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MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
MacOS 10.6.8〜 |
Mac OS 10.6.8〜 |
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(液晶収納時) 187×278×338mm (液晶スタンド時) |
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操作パネルと液晶ディスプレイを見てみよう。PX-S05 インタフェースは4機種ともUSB2.0に対応している他、無線LANにも対応する。最近では家に2台以上のパソコンがあり、ルータで複数のパソコンがインターネットに接続できる状態になっているのも珍しくないはずだ。屋外でもモバイルルータを使用している場合もあるだろう。そういった場合に複数のパソコンからでもワイヤレスでプリントできるのは非常に便利だろう。またネットワーク接続をすればスマートフォンやタブレットからの印刷も可能となる。またWi-Fiダイレクト(PIXUS iP110 本体サイズとバッテリ駆動についてみてみよう。まずは、似たコンセプトのPX-S05 このように、モバイル・コンパクトプリンタと言っても、そのサイズやコンセプトはそれぞれ異なる。A4サイズまでのプリントが必要だったり、バッテリ駆動が必要ならPX-S05 (H.Intel) 【今回の関連メーカーホームページ】 エプソンhttp://www.epson.co.jp/ キャノンhttp://canon.jp/
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