第5回
デスクトップパソコン
SONY VAIO PCV-RX66L7
(2002年10月21日著)


事の始まり

問題のディスプレイと本体である。本体はPC-9821V200S5、ディスプレイは付属の15インチCRTディスプレイだ。購入したのが1996年の夏、本体はだいぶ増設してあるがディスプレイは当時のままである。

 バチッ!。これは我が家のCRTディスプレイから聞こえてくる音である。もちろんお分かりの通り、正常なCRTディスプレイからはこのような音は聞こえない。つまり故障しかけているということになる。バチッという音と共に一瞬画面が暗くなり、元に戻るのである。
 インターネットで調べてみると、同じような事例は結構あるようだ。バチッという音が初めは日に数回。これが徐々に増えていき、ついには完全に故障するというのが一般的(?)のようだ。やはりこのディスプレイの寿命がつきるのも時間の問題らしい。もっともこのディスプレイは毎日朝から晩まで付いており、今で5年と3ヶ月使ってきた。よく使ったと言えるだろう。
 ちなみに最初にバチッと言ってから、完全に故障するまでに期間は人それぞれのようだ。初めてバチッとなってから、わずか1週間の人もいれば1年たっても壊れていない人もいる。幸い、我が家のCRTディスプレイからはせいぜいが一日数回だ。我慢して使うことも十分にできる。忙しいこともあって完全に壊れるまで使い続けてやることにした。2001年11月のことであった。
 怪しいながらも年を越え、忙しさも一段落付いた頃、徐々に回数が増え始めた。
 そして、2002年6月22日。この日は朝から調子が悪かった。そして正午ごろ、またもやバチッっという音と共に画面が一瞬暗くなる。またかと思っていた矢先、バチッ……バチバチバチバチ!3秒に一度の割合くらいで音が聞こえるようになったのだ。もはや画面の表示を見ることは不可能である。それどころか爆発する危険性さえある。急遽部屋から待避する。その瞬間、バチバチバチッ!と言ったかと思うと急に静かになった。戻ってみると画面は真っ暗になっていた。
 半分「ついに来たか……」と思いつつ復旧作業を試みる。ディスプレイケーブルを挿しなおしたり、一度電源を切ってから入れてみたりと考えつく方法をいろいろ試したが、CRTディスプレイは沈黙を突き通していた。結局このCRTディスプレイは完全に壊れてしまったことを確認した。

対策は?

 さて、今後どうするかである。ディスプレイが壊れてもデスクトップPC本体は正常に動作しているので、まずは本体の電源を切る。そして急遽ノートパソコンをインターネットにつなげるように設定する。
 ネット環境が復旧したらディスプレイをどうするか考えることにする。考えられる方法は3つある。@壊れたCRTディスプレイを修理に出す。A新しいディスプレイを買う。Bパソコンごと買い換える。である。さらにAには、新しいPCを買う時までのつなぎとして安いCRTディスプレイを買う方法と、次の新しいPCでも使える、高性能液晶ディスプレイを買う方法の2通りが考えられる。
 まず@はごめんである。わざわざこんな古いディスプレイをお金を出して修理してもらう気は毛頭無い。Aの安いCRTディスプレイを買うというのは、あまりいい手とは思えない。1年後には新しいPCを買っているはずなので、あと1年のために1万円前後というのはもったいない。残るは液晶を買うかパソコンを買うかである。
 結局、パソコンごと買い換えることを選んだ。現在のデスクトップパソコンは増設、交換を繰り返しほぼ最強状態へと進化しているがそれでもネットするのにもつらくなっている。ここは、予定より少し早いがパソコンごと買い換えてしまうことにした。

理想のパソコンとは

 急遽、家族の出かけるついでに、電車にのって大型家電量販店に下見に行くことにした。しかしその前にある程度、機種をしぼっていった方が良いだろう。
 自分の理想はつぎの通りだ。
  ・Pentium4-2.0GHz(Northwood)以上のCPU
  ・FSB533MHzに対応したチップセットを搭載したマザーボード
  ・256MB以上のDDRSDRAM又はDirectRDRAMメモリ
  ・80GB以上のハードディスク
  ・DVD-RW又はDVD+RWドライブ
  ・ビデオキャプチャ機能とTVチューナ機能
  ・PCIスロットの空きが2つ以上、5インチベイの空きが1つ以上
である。いろいろと条件があり、結構高くなりそうな予感だ。しかも5インチベイの空きなどを考えると、結構大型の本体になりそうである。しかしせっかく買い換えるのだから不満のない構成にしたいのだ。
 CPUやハードディスクに関しては、今現在非常に苦労しているので、とにかく高性能・大容量の物を選びたい。次にFSB533MHzについてだが、CPUはFSB400MHzでもいいのだ。ただ将来CPUを載せ替える事も考えてチップセット(マザーボード)は533MHzに対応しておいてもらいたい。ビデオキャプチャ機能とTV視聴機能が必要なのは、TV視聴やビデオ編集なども一度やってみたいからだ。実はこれらは現在ノートパソコンでも実現している機能だが、ノートパソコンの性能が低い(MobileCeleron-300MHz)ことから記録方式がMPEG1に限られるのだ。MPEG1では画質に満足できないため、高性能なデスクトップを手に入れるついでにMPEG2で記録できるようになりたいのである。PCIスロットと5インチベイの空きに関しては、現在のデスクトップPCで苦労している(PCIが1基、5インチが0基)点なので、ぜひ余裕がほしいところだ。

 さて、こういう点をふまえて見ていくといくつかの機種を見つけると事ができた。他の点はあとで比べる事にして、TVチューナ/ビデオキャプチャを持ち、Pentium4-2GHz以上という機種を抽出した。

 まずビデオパソコンといえばソニーだ。ソニーからはVAIO RXシリーズ3機種、LXシリーズの「LX96G/BP」と「LX56G」、JXシリーズの「JX11GBP」、そしてMXシリーズ2機種がTVチューナ/ビデオキャプチャに対応している。このうちLXとJXの各機種は省スペース型である。設置面積という点では有利だが、今回の目的の一つである「拡張性の高さ」では満足できない。これらは候補からはずれる。またMXシリーズはNetMD対応のMDデッキ内蔵が特徴だが、私には必要ないためこれらの機種も除外する。残ったのはRXシリーズ3機種だ。
 低価格で知られるSOTECからも3機種見つけることができた。PC STATION E4200AVRとGX4200AVR、A4200AVRである。E4200AVRはかなり大きな本体で、GX4200AVRはVAIO RX程度。A4200AVRは省スペース型だ。VAIO LX/JXと同じくA4200AVRは候補からはずした。
 NECと富士通だが、NECからは省スペース型の「VALUESTAR VT950/3D」と「VT930/3D」しかなく、富士通からは性能面で満足いく製品がなかった。
 以下は候補の機種をまとめたものだ。これを見て、候補の機種をさらに吟味していくとしよう。

メーカーSONYSOTEC
品番VAIO
PCV-RX76L7
VAIO
PCV-RX66L7
VAIO
PCV-RX76L5
PC STATION
E4200AVR
PC STATATION
GX4200AVR
PCV-RXシリーズ
PC STATION E4200AVR PC STATION GX4200AVR
CPU484,800円359,800円264,800円229.800円169,800円
CPUPentium4-2.53GHzPentium4-2.26GHzPentium4-2AGHzPentium4-2AGHz
チップセットインテル850ESiS650インテル850ESiS650
メモリ512KB
(PC800-40 RDRAM)
256KB
(PC800-40 RDRAM)
256KB
(PC2100 DDRSDRAM)
256KB
(PC800-40 RDRAM)
256KB
(PC2100 DDRSDRAM)
グラフィックスnVIDIA
GeForce4 MX440
(64MB)
チップセット内蔵nVIDIA
GeForce3 Ti200
(64MB)
チップセット内蔵
(16MB)
CD/DVDドライブDVD-RWドライブ
+DVD-ROMドライブ
DVD-RWドライブ DVD+RWドライブ DVD-RWドライブ
FDドライブ3.5型x13.5型x1
ハードディスクドライブ160GB120GB80GB100GB80GB
ビデオ入力
TVチューナ
ビデオ入出力端子(前面・背面)
TVチューナ(VHF、UHF、CATV)
ハードウェアMPEG2エンコーダ
ビデオ入力端子(背面)
TVチューナ(VHF、UHF、CATV)
ソフトウェアMPEG2エンコーダ
PCカードスロットtypeII 1スロットtypeII 2スロットtypeII 1スロット
メモリースティック/MMCスロット1スロット/−−/−1スロット/−
AGPスロット1(空0)1(空0)1(空1)
PCIスロット3(空1)5(空2)3(空0)
5インチベイ2(空0)2(空1)2(空1)2(空1)
3.5インチベイ2(空1)4(空3)2(空1)
本体サイズ幅203×高366×奥371mm幅200×高434×奥500mm幅191×高361×奥401mm
スピーカー外付けステレオスピーカー
(10W+10W)
外付けステレオスピーカー
(3.3W+3.3W)
+サブウーハ(8W)
外付けステレオスピーカー
(3.2W+3.2W)
ディスプレイ17インチ液晶ディスプレイ
SXGA
15インチ液晶ディスプレイ
XGA
オプション
(17インチ/15インチ)

 さて、5機種を一覧表にしたところで詳しく見ていくことにする。
 SONYの3機種は同じ本体であり、見た目はほとんど同じだ。ただし性能面では大きな差が付けられている。特に最下位のRX56は、CPUやハードディスクの他、グラフィックス機能、アナログ映像のDV化などの機能など数多くの機能が省かれており、価格も安いが性能/機能もかなり低い。せっかく買い換えるのだからここまでは落としたくないように思う。RX76とRX66はマザーボードやグラフィック機能、付属の液晶ディスプレイなど共通点も多い。確かにRX76はCPUやハードディスク、メモリなどがRX66より若干高く、DVD-RWドライブとDVD-ROMドライブの2基構成になっているなどRX66と多少の差はあるが、12万5千円もの差が付くほどではない。この12万5千万円はどうやら付属ソフトのAdobe Premiere6.0が原因のようだ。このソフトはプロ用途にも使えるような高機能の動画編集ソフトだが、非常に高価な製品だ。そのためRX76の価格が高くなっているのである。一方のRX66にも機能削減版のAdobe Premiere6.0LEが付属しており自分ではこちらで十分と感じる。9万円の差を出すほどの魅力がRX76に無いため、SONYの中ではRX66が最有力候補となる。ちなみにRX66はPentium4-2.26GHzや120GBハードディスク、DVD-RWドライブなど性能面でも十分満足がいく。
 SOTECの2機種は大きさも違えば、デザインも大きく違う。E4200AVRはSONYのRXよりもかなり大きく、置き場所には苦労しそうだ。そのかわり拡張性は非常に高く、内部スペースも大きそうで拡張には苦労しなさそうである。GX4200AVRはどちらかといえばVAIOに近いサイズである。拡張性もVAIOに近い。このようにかなりサイズの違う両者だが、性能面では似ている部分も多い。チップセットが異なるためメモリの種類こそ違うが、容量は同じ、CPUも同じである。GX4200AVRはグラフィックスがチップセット内蔵というのが気になるがAGPスロットに空きがあるため後に増設することもできるだろう。つまりこの2製品は拡張性とサイズのどちらを優先するかで決まるのである。これらは店頭で実際のサイズを見てからどちらがよいか決めることにする。ちなみに液晶が別であることを抜きにしても価格はSONYより安い。だが、これから5年以上使う製品なので、価格のために妥協はしたくない。この際価格は(ある程度)無視して、使い勝手や性能、拡張性などを検討することにする。
 どの製品もさすがメーカー製だけあって、デザイン面ではかなり優れている。だが気になる点もある、SOTECの2機種はビデオやTV録画時のMPEG2エンコードがソフトウェアエンコードなのだ。VAIOはハードウェアエンコードを採用しており、ハードウェアの方が画質がよく負荷も低いため、SOTECの2機種はこの点が気になるところだ。
 このSONYとSOTECの2製品はいずれも拡張性の面では満足がいく。SONYの方はPCIスロットの空きが1基しかないが、必要ないモデムカードをはずすことで空きを増やすことが可能のようだ。AGPスロットもあるため将来的により高性能なグラフィックカードと交換することも可能そうだ。また全ての機種に書き込み系DVDドライブが搭載されているので録画した映像を保存するのに苦労することはないだろう。各社TV視聴ソフトや編集ソフト、DVD書き込みソフトはどちらもオリジナルの物と組み合わせで操作性をよくしているが、ソフト間の連携という点では、古くよりビデオパソコンを作っているSONYの方に一日の長がありそうだ。
 付属の液晶ディスプレイだがRX66/76には17インチという大型のディスプレイが付属する。これまでが15インチCRTディスプレイなので、4インチは大きくなる(CRTディスプレイは周辺2インチ分には表示しないため)。解像度も1280×1024ドットと広くなり非常に便利になりそうだ。SOTECの2機種はオプション扱いながら、純正の17インチ液晶ディスプレイを選ぶこともできるためSONYと同じと考えてもよいだろう。
 さて、結論としてはSONYのRX66が最有力、その次に多少気になる点のあるSOTECの2機種と高価なRX76が続く。ここまで分かったところで店頭に赴き、実機にふれてみることにする。

店頭で吟味してみる

 店頭で各機種を見てみる。デザイン面ではカタログで見た通りどちらもすばらしい。SONYのSOTEC共に、本体・キーボード・マウス・スピーカーが同デザインにまとめられておりスッキリしている。前面端子部分のカバーの開閉がSONYの方が若干スムーズだがSOTECの方も気になるほどではない。サイズも大きいながら許容できる大きさだ。むしろ拡張性が高ことが歓迎できる。
 だが気になる点もいくつかある。まずSOTECには背面にしかビデオ入力端子が無いことだ。SONYは背面の他、前面にもあるため、頻繁に抜き差しする場合はこちらの方がよさそうだ。もう一つはCD-ROMドライブ部分だ。どちらもさすがメーカー製だけあって、周りとデザインが統一され美しい。だが、よく見ると違いがある。SONYとSOTECのE4200AVRドライブ自体が本体のデザインと統一してあり、トレイが開いている状態でも美しい。一方SOTECのGX4200AVRは一般的は白色ドライブの手前にカバーがあり、デザインが統一されているにすぎない。ドライブのトレイを開くとすると統一デザインのカバーは前に倒れ、中から白いドライブが顔を表す。こういう細かい点だが長く使うからこそこだわりたいところだ。
 液晶ディスプレイに目を移してみる。SONY、SOTECは共に17インチだけあって十分な大きさだ。しかし、比べてみるとSOTECの方の画面はかなり暗く感じる。SOTECの液晶は良くないのかと思って他社と見比べてみると特別暗い訳ではない。どうやらSONYの液晶が特別に明るいようだ。視野角も広く、液晶ディスプレイはSONYの完全勝利といえよう。

 こうして実機を見れば、どれがいいのか一目瞭然だ。液晶がきれいで、前面ビデオ入力端子もあり、エンコードもハードウェアであるSONYのPCV-RX66L7である。この機種に決めたところでこの日は終了だ。

実際に購入する

 さて翌日、日本橋へと出かけお目当ての機種を買いに行く。近くの量販店でも価格は変わらないのだが、せっかくの大きな買い物は電気街で購入したいというのが私の考えだ。
 数店舗で価格調査をした後、ソフマップザウルスで購入することにした。35万9800円だが5000引き券を使うことで若干安くなった。お金を払ったら、そのままお持ち帰りと行きたいところだが、非常に重いため商品は送ってもらうことにする。するとなんと、当日配達だと言うではないか。たしかにソフマップには当日配達サービスがあるのは知っていたが、時間はすでに15時半を過ぎていた。この時間からでも当日とは関心である。
 その後、周りの店を物色し帰宅。1時間ほどたった19時過ぎ。ついに我が家にRX66が届いた。早速箱を開けて設置してみる。我が家のパソコン机は小さめなので、本体と液晶を載せてギリギリだ。だが、購入前は乗らないかもと思っていたので、なんとか乗って一安心だ。さっそくケーブル類のセッティングをする。各種電源や、本体と液晶ディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウスなど接続する物はいっぱいで、背面のケーブルはかなりごちゃごちゃになりそうだ。本体に液晶ディスプレイ用のサービスコンセントが無いのには少し驚いたものの、さほど問題でもない。一方、さすがSONYと思わせる面もある。液晶ディスプレイのコネクタ部分全体にカバーが付いていることだ。カバーをあけて、各種ケーブルを接続した後カバーを閉めれば、コネクタ部は完全に見えなくなり、フラットな背面の隙間からケーブルだけが延びているというスッキリしたデザインとなる。最近では結構当たり前となりつつある事だが。古いディスプレイに慣れていた自分にとっては多少衝撃的であった。
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液晶ディスプレイの裏側。コネクタにケーブルを接続する際は写真のように蓋を上げる事により作業しやすくなる。

接続が完了したら、蓋をおろす。すると写真のように本体の隙間からケーブルが延びているようになる。

背面全体を見たところ。カバーのおかげで非常にスッキリしている。こういう見えないところにこだわるのが、さすがSONYである。

使ってみた第一印象

 セッティングし終わったところで、改めて前から眺めてみる。たしかに大きな本体だとも思えるが、店頭で何度も見ていたせいかそれほどではない。デザインは、自作やショップブランドでは太刀打ちできない美しさだ。最近では自作用に美しい本体ケースが売られていることは売られているが、ドライブから液晶、キーボードに至るまですべてが統一されているのはやはり格段の美しさだ。前面コネクタ部のカバーも磁石で閉じていうる点がちょっとしたビデオやテレビのような感じである。さすがSONYと言った感じだ。  さて、詳しい使い勝手は次回に回すとして、最後に使ってみた簡単な第一印象だけを書くとしよう。まず電源をつけて最初に感じたことは液晶の明るさだ。発色が美しいだけでなく非常に明るい。まぶしいと感じるほどである。これまでのCRTディスプレイやノートパソコンでは味わえない明るさだ。液晶ディスプレイは思っていた以上にすばらしかった。
付属の液晶ディスプレイ。まぶしいと思うほど画面が明るい。だからといって白飛びしておらず、薄い色から黒に近い色まで階調は非常に美しく表示されている。写真ではうまく伝わらないのが残念だ。

 起動時に驚いたこともある。電源をつけると背面のファンがブィーーンと大きな音を立てて回り始めたのだ。あまりの大きさに故障ではないかと思ったほどだ。しかしすぐにウィーーン……と音はすぐに静かになった。どうやら起動時は最高回転数で回り、あとは内部温度により回転数を調節するようだ。この音が起動時だけとわかりほっとした。
 起動した後の感想としては、さすがに速い。前のデスクトップでは何をするにも1テンポ待たされる感じがあったのだが、さすが2.26GHz、快適である。動画編集などの重い処理をさせなくても、最新パソコンの性能を十分に知ることができた。高速なCPUとハードディスク、メモリの組み合わせによりこれまでにない快適な操作性で、驚きつつうれしさもこみあげてくる。

 パソコンのデザインの良さ、液晶の美しさ、動作の速さなど何をとっても、満足どころか感動なほどいい製品だった。次回はもっとさまざまな使い勝手を報告したいと思う。


(H.Intel)


■今回の関係メーカー・ショップ
   SONY(VAIOホームページ)  http://www.vaio.sony.co.jp/


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