第12回
Zaurus(ザウルス) SL-C760
〜その1〜
(2003年8月29日購入・2003年12月23日公開)

パソコンかPDAか

 わが家には2台のパソコンがある。1台は重い処理やテレビ録画などを担当するデスクトップパソコンだ。そして、もう一台は持ち運んで使えるようなノートパソコンだ。しかし、このノートパソコンは「持ち運べる」と言っても、重量2.2kgであり、ちょっとした出掛けの際に持って行く気にはならない。旅行などの場合は、宿泊先に置いておくこともできるし、これ以上小さいと家での使用に支障が出る。家でも快適に使え、旅行などにも持っていけるギリギリのバランスが取れた製品で、「もっと小さい機種を買っていれば」などと後悔している訳ではない。
 しかし、日帰り旅行やちょっとした外出の時にも文章が打てればいいなと思うことがあるのである。こうなると、もっと小型の機種がほしくなるのである。ここで、1kgを切るようなもっと小さなパソコンを買うというのも手である。しかし、文章を打つだけならなにもパソコンでなくても良いのである。PDAと呼ばれる製品でも良いのだ。また、パソコンでは起動に時間がかかるため、ちょっと合間に取り出して使う気にはならないし、バッテリ駆動時間も長いとは言えない。またせいぜい軽くて800g程度であり、「どんな時でも持って行く」にはまだ重い。その点PDAなら電源を押すと即座に起動し、即座に切ることもできる。重量も500g以下、軽いものなら200gを切る機種もある。今回の目的にはPDAの方が向いているだろう。前置きが長くなったが、今回はPDAを購入する事にした。
 PDAには大きく分けて3種類ある。WindowsCE機とPalm、そしてザウルス(Zaurus)だ。また形状も3種類ある。1つは縦型の液晶でキーボードがなく、画面に文字を手書きし認識させるタイプだ。これは文字を打つというよりは情報やスケジュール管理、メール受信やホームページ閲覧を主な使用にする場合だろう。そして、画面は縦型だが画面下に超小型のキーを付けたタイプだ。文章を打つのが主な目的ではないが、メールの返信やスケジュールの入力など簡単な文字打ちを行う場合に便利だ。しかし、縦長の本体であるため、短い横幅にあわせて収めたキーはお世辞にも打ちやすいとは言えず、私が行おうとしている「外出先でも文章を打つ」という目的には合わない。最後は、最近になって急に登場したは、半分に折り畳める形状だ。開いた上の面に横長液晶、下の面にはキーボードという、まるでパソコンを小型にしたようなタイプだ。キーボードは横長の本体であるため、縦長の本体にキーボードよりかなり大きい。パソコンと比べると小さいがこれまでのPDAとは比べ物にならないくらい文字が打ちやすい。今回のように外出先での文字打ちが主な用途の場合、購入するのはこのタイプ以外考えられない。
 さて、調べて見るとおもしろいことに、WindowsCE機、Palm機、ザウルスの3種にそれぞれ1機種ずつ「横長液晶+キーボード」のタイプがあることが分かった。以下に簡単なスペックをまとめた。

メーカーNTTドコモSHARPSHARPSONY
品番sigmarionIIIZaurus SL-C760Zaurus SL-C750CLIE PEG-UX50
製品写真
CPUPXA255 400MHzPXA255 400MHzPXA255 400MHzソニー Handheld Engine 123MHz
メーカーメモリ:64MB
MASK ROM:32MB
Flash:128MB
RAM(ワークエリア):64MB
Flash:64MB
RAM(ワークエリア):64MB
メモリ:104MB
(注1)ユーザーメモリー16MBと内蔵メディア
液晶サイズ5インチ3.7インチ3.7インチ3.2インチ
解像度800×480640×480640×480480×320
半透過型TFT液晶透過型システム液晶透過型システム液晶透過型TFT液晶
カードスロット コンパクトフラッシュ(TypeII)
MMC・SDメモリカード
コンパクトフラッシュ(TypeII)
SDメモリカード
コンパクトフラッシュ(TypeII)
SDメモリカード
メモリースティック
無線LANIEEE802.11b準拠
Bluetooth
カメラ1/5.5インチCOMS(35万画素)
キーボード72キー59キー59キー50キー
バッテリー駆動時間4.5〜8時間連続表示8.5時間
(バックライト輝度最小時)
連続表示5時間
(バックライト輝度最小時)
14日間
(通常使用時)(注2)
バッテリー充電時間3〜6時間約4時間約3時間4時間
外形寸法(W×D×H)189×117×22mm120×83×23.2mm120×83×18.6mm103×86.5×17.9mm
重量455g250g225g175g
価格オープンプライスオープンプライスオープンプライスオープンプライス
実売価格55,000円前後60,000円前後70,000円前後70,000円前後
(注1)ユーザーメモリー16MBと内蔵メディア22MBを含む。
(注2)予定表をバックライトオフで1日30分使用し、省電力モードで電源を切った場合。


 これら3種類4機種が候補となりそうである。それぞれ、特徴を見て行こう。
 まず、一番大きなsigmarionIIIだ。sigmarionIIIは大きな本体を生かして、5インチというPDAでは大きな方に位置する液晶を搭載している。キーボードも大きめの上、他機種の採用しているキー同士が離れており出っ張りも少ない物とは異なり、ノートパソコンのキーボードを小さくした様なタイプだ。文字の打ちやすさという点では1番だろう。反面重量は重く、携帯性は犠牲になっている。また、液晶が半透過型であり、他機種より暗い。ノートパソコンの「暗めの液晶」と違い、暗い場所では細かい文字の識別が難しいのではと思うほどだ。反面、屋外の日光の当たる場所でも見やすい。OSはWindowsCE.NETである。 WindowsCEとはPDAなどの小型デバイスのために簡略化されたWindowsで、見た目はWindowsに近い。機能的制限はあるが、操作法やデザインが似ているため使いやすいだろう。sigmarionIIIに採用されたのは、最新のWindowsCE.NETであるが、その点も気になる。これまでのWindowsCEとはバージョンが異なるため、従来のソフトが動作しない可能性が高い。つまり、ソフトが出揃うまではソフト的に機能を拡張できない可能性がある。また、NTTドコモ製ということもあり、基本的に通信系カードはNTTドコモ製の物しか動作しない。この辺りも心配だ。ちなみに価格が安いのはパソコンとの接続キットが別売りであるためだ。
 次に大きいのはザウルスだ。3.7インチ液晶とsigmarionIIIよりは小さいが、解像度は640×480ドットであり、ホームページ閲覧等にもなんとか耐え得る解像度だ。液晶自体は3種類の中で最も明るく、細かな文字も見やすい。画面を裏返してペンのみで操作することも可能だ。キーボードはキー間が離れており、少し出ているだけで、どちらかと言えばポチポチと押す感じだ。sigmarionIIIと比べればうちにくいものの、配列はパソコンに近く、両手の親指で打つと結構打ちやすい。OSは組み込み型Linux「OpenPDA」を採用している。Linuxではあるが、オリジナルのメニューやアプリケーションを採用しているので使い勝手が悪いと言うことはない。ソフト面では前モデルのSL-C700のソフトや、縦方向表示で良ければ他のLinuxザウルス(縦長液晶)のソフトも動作する事が多い。現段階でもシャープのページに数十種類が登録されており、今後も期待が持てる。CFスロットとSDカードスロットを備えているので、通信カードと記録用カードを同時に使用できる。
 CLIE PEG-UX50は最も小さい機種だ。175gとかなり軽いため、持ち運びには有利だ。反面液晶は最も小さな3.2インチで、輝度もZaurusとSigmalionの中間くらいだ。小さな本体がうえにキーも小さい。また、液晶の解像度が480×320と低く、ホームページ閲覧には少々辛そうだ。CPUは、132MHzと低いが、ARM926コアをベースにSONYが改良した専用の物で、低消費電力と言う点で優れている。動作クロックは低いがFSB帯域が広くMPEG4の動画を毎秒30コマで再生する力を持つとのことで、処理性能は悪くない。むしろ、低消費電力によりバッテリ駆動時間が最も長い点は評価できる。無線LANとBluetooth機能が内蔵されているため、追加機能なしである程度ネットにつなぐことはできそうだが、カードスロットがメモリースティックスロットのみである点は気になる。AirH"やFreeDなどの通信系カードが使用できないのは、いずれ問題となることもあるかもしれない。OSはPalm OS 5.2を採用する。
 さんざん考え、店頭で実機にも触れてみて導き出した結論は、Zaurusだ。SigmalionIIIは大きすぎるし、通信カードの使用にも不満が残る。WindowsCEは使いやすいものの、大きいと持ち運びしにくいので却下だ。CLIE PEG-UX50は持ち運びはしやすいのだが、画面の解像度がホームページをギリギリ快適に見えるライン(だと勝手に思っている)の640×480を切っているため心配なのと、当初の目的である「文字を打つ」ためのキーボードが打ちやすいとは言えず、これが選ばなかった理由だ。結局使い勝手と大きさのどちらにも偏っていないZaurusを選ぶことにした。

どちらのザウルス?

 パソコンスタイルのZaurusにはSL-C760とSL-C750の二機種がある。外見上は色以外は同じように見えるが細部が異なっている。まず、作業領域であるRAM(パソコンで言うメモリの様なもの)は同じ64MBである。一方のFlashメモリ(パソコンで言うハードディスクドライブの様なもの)はC760が128MB、C750が64MBである。またバッテリにも差があり、付属する充電池はC760が1700mAのバッテリ、C750が950mAhのバッテリであり、バッテリ駆動時間にその辺りが差となっている。またC760には英和・和英・国語・漢和・カタカナ語辞書がFlash領域にインストールされている。価格はC760が69,800円、C750が59,800円と1万円差だ。しかし、1万円差以上にC760は優れているように見える。またC750でも大容量バッテリと辞典は購入すればなんとかなるが、Flashメモリに関してはどうにもならない。結局コストパフォーマンスの優れるSL-C760を購入することにした。価格は69,800円+税であった。

第一印象は?

 第一印象としてはとにかく小さいく軽い事に驚いた。まず購入した時点で箱が小さいことに驚いたが、中はもっと小さい。ノートパソコンの大きさが頭にあるので、かなり小さく見える。この大きさと重量なら常に持ち歩いても全く問題無さそうだ。
 次に起動した際に驚いたのは画面の明るさだ。表示もくっきりしており、これなら小さな表示でも十分見ることができそうだし、目も疲れにくそうだ。電源のONとOFFが一瞬なのも感動的だ。パソコンの起動と終了に慣れた身にとって、驚くほど早い。当初の目的の「ちょっとした合間にパッと取り出して、使い終わったらすぐしまう」という使い方も十分可能のようだ。とりあえず、この「本体の大きさ」と「起動終了速度」なら、当初の目的の使い方ができそうでホッとした。
 動作音がしないのにも驚いた。静かなのではなく全くしないのだ。パソコンの場合、ファンの音やハードディスクの動作音などが意外と大きいのだが、ザウルスの場合何の音もしない。回転部がないので当たり前とも言えるが、どのような場所でも気兼ねなく使えるのでうれしい。

メニュー画面とソフトのデザイン

SL-C760のホーム画面である。上部のタブで「アプリケーション」や「ゲーム」などを切り替え、表示されるアイコンからアプリケーションを起動する。アイコンは分かりやすく、丁度良い大きさだ。

 初回起動した時の表示されるのがホーム画面だ。ここから全てのソフトが起動できるようになっている。Windowsと異なるため一瞬戸惑うが、実際は非常に使いやすい。「アプリケーション」や「設定」、「ゲーム」などに分類されており、上のタブを押して切り替える。そして、アプリケーションの一覧がアイコン形式で表示されるので、それにタッチすれば起動する。このように操作は非常に簡単で分かりやすいため、説明書等を見なくてもすぐに操作法が理解できる。またアイコンは分かりやすいきれいなデザインの物を採用するため、目的のアプリケーションを探しやすい。タブの切り変えは一瞬で、スクロールも非常にスムーズだ。ソフトの起動も一瞬〜数秒で待たされるといった感覚はない。PDAだからといって、操作性や速度に妥協が見られない点は非常にうれしい所だ。また、一番右端の「ファイル」のタブをクリックすると、本体メモリーやコンパクトフラッシュ、SDメモリーカードの内容が表示できる。Windowsのエクスプローラの様なものだ。ソフトを起動してからそれぞれのファイルを開く方法だけでなく、ファイルをクリックする事で対応ソフトで開くことが出来る。Windowsでは当たり前のことだが、この「Windowsと同じ事」が出来るのが非常に使いやすい。

QTボタンを開いたところである。各種アプリケーションの起動や電源OFF、再起動、画面の縦横表示の切り替えなど、かなりの基本操作がここでも行えるようになっている。下部のタスクバー部分には、起動しているソフトのアイコンや音量アイコン、挿されているカードのアイコン、電池アイコン、時計まで表示されており、Windowsに近い構成になっている。

 画面下部のタスクバー部分を見てみよう。画面左下の黄緑色のボタンは、「QTメニューアイコン」と呼ばれる物で、各種アプリケーションの起動や電源OFF、再起動、画面の縦横表示の切り替え、インターネットへの接続/切断を選択できる。Windowsのスタートメニューのような感じである。その右には入力ボードの表示/非表示切り替え、そして起動しているソフトのアイコンが表示される。そして右の方には入力モード(日本語・半角英数など)を示すアイコンや、音量アイコン、挿されているカードのアイコン、電池残量アイコンなどが表示される。ネットに接続中は、接続状態アイコンも表示される。一番右端には時計表示だ。スタートメニューのようなボタンから、起動中アプリケーションのアイコン、入力モードや音量等のアイコン、そして右端に時計というのは、表示される内容から並び順までWindowsそっくりである。そのため、Windowsの操作に慣れた人なら、簡単に理解できるようになっている。変に独自色を出さずに、慣れているこの配置を選んでいるのは非常にうれしい所だ。

アプリケーションの構成を見る例として、HancomMobileWordを掲載した。右上に×ボタンがある所や、メニューバーの構成などWindowsに近いところがある。また、分かりやすいデザインであるため説明書を見ないでも操作法が分かる。

 アプリケーションを自体のデザインもWindowsライクだ。上の画面はHancomMobileWordの画面だ。このソフトWordと互換性を持つソフトだが、なんとなくWindowsアプリケーションを小さくした印象だ。たしかのボタン類もメニューも少ないが、右上に×ボタンがある所や、メニューバーには「ファイル」「編集」「ヘルプ」といったメニューが並んでおり、さらにファイルの中には「開く」「上書き保存」「名前を付けて保存」があるなど、Windowsにかなり似ている。そのため違和感を感じずに操作が可能だ。
 説明書を見ないでも操作できるのは、Windowsに似ている部分があるからだけではない。やはりメニューやソフトのデザインがよく作り込まれており、どうすれば使いやすいかを考えて作られているのだろう。さすがザウルスといったところだ。

文章を打ってみる

 さて、今回で全てのソフトの使い勝手を書くことはできないので、目的であった「外出先での文字打ち」を検証して見よう。キーボードや漢字変換システム、そしてメモ帳というソフトを中心に話を進めて行く。
 実はこの文章は全てザウルスで打っているのだが、随分快適だ。パソコンほどとは言えないが、思った以上に早く打てる。いや、むしろ机などがなく両手で持った状態ではパソコンより打ちやすいかもしれない。しかし、いくつか気になる点もあるので紹介しよう。
 まずはキーボードの配列である。「ー」がスペースキーの横にあるなどは、サイズ上仕方が無いと思える。ただし、<>や「」、+などを入力する際はそれぞれ「Fnキー」と「、」「。」「U」「I」「R」を同時押しで入力する。パソコンでも同時押しによる入力はあるが、ほとんどの場合Shiftキーとの組み合わせだ。Fnキーとの同時押しというのには、慣れるまでに時間がかかりそうだ。変換システムの操作法がMS-IMEに近いのも気になるところだ。私の使っているATOKでは、変換の区切り変更が「←」「→」キーで、次の区切りへ移る時は「↓」キーなのだが、ザウルスでは変換の区切り変更が「Shift」+「←」「→」で、次の区切りへ移るのが「→」キーだ。これにも慣れるのに時間がかかりそうだ。せめて、設定できるようにして欲しかったと思うのはATOKユーザーだからだろうか。また、変換システムは最新のパソコン用の物と比べれば何段も劣ってしまう。もっとも容量の問題もあるだろうから、パソコン用と同じにというのは難しいことは分かっているので、これは妥協点だ。と言っても変換効率が上がれば、より使いやすくなる。そこで、ザウルス用のATOKがあれば是非使ってみたいと思い調べてみたのだ。ところがPalmやWindowsCE用のATOKは発売されているが、ザウルス用は発売されていない。いずれ発売されるのを期待しよう。

「メモ帳」の使い勝手

 SL-C760に付属するメモ帳というソフトは、Windowsのメモ帳とほぼ同じだ。パソコンと同じように、HTML文章を打つのにはメモ帳を利用する。このメモ帳でこの文章を打っていると、気になる点として保存の時の問題が2点ある。 保存するとファイル自体が閉じてしまうのだ。書いている途中にちょっと保存したいと思っても、保存と同時に閉じてしまうので、また開き直さなくてはならない。しかも、カーソル位置は記憶されないため、開き直すとカーソルが一番上に戻ってしまう。長文を打っている時に途中で保存をすると、また書いていた位置を探し出さなくてはならず、ハッキリ言って面倒だ。この当たりは改善を望みたいところだ。
 また、HTML形式の文章を扱う時にも問題がある。パソコンと同様、メモ帳でHTML形式のファイルを読めるのは良い。ただ、保存すると必ずテキスト形式になってしまうのだ。これは、上書き保存でも同じである。例えばパソコンで途中まで作っていたホームページ(ファイル名001.htmlとする)の続きを、ザウルスで作るとしよう。作りかけのHTML文章を普通にメモ帳で開いて、続きを打つところまでは問題ないのだが、保存となると上書きされずに、別のテキスト文章として保存されてしまうのだ。つまり「001.html」に上書きされず、「001.txt」という別ファイルとして保存されてしまうのだ。と言うことは、001.htmlは古いままで、新たに001.txtが出来てしまい、ファイルが2つになってしまう。
 またテキスト形式でもブラウザで開けばHTML形式で見ることはできるので、作ったHTMLの確認は行えるが、ファイルのダブルクリックで自動的にブラウザが開き、内容が表示されるという方法が使えなくなる。テキスト形式なのでファイルのダブルクリックではメモ帳で開いてしまうのだ。結局ブラウザを先に起動させ、そこからファイルを選択して開くという手順を踏まなくてはならなくなる。また続きを打つ前のHTML形式の文章と、続きを打ったテキスト形式の文章の2つができてしまってややこしい。この辺りはぜひ改善してもらいたいところだ。

 全体的な印象としては非常に満足だ。細かな不満点はある物の、それが気にならないほどたくさんの優れた点があり、購入する価値のある製品だと感じた。これからも持ち運んで使っていこうと感じさせる製品だ。ハード面での感想やメモ帳以外のソフトの使い勝手は次回以降に紹介したい。
(H.Intel)


■今回の関係メーカー・ショップ
   SHARPホームページ  http://www.sharp.co.jp/
   ザウルスホームページ  http://ezaurus.com/


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