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通信速度向上計画２ 〜フレッツADSLモアスペシャル化〜 (2003年2月5日著）
これまで、我が家のインターネット環境は「フレッツADSLモア24」であった。つまり、下り24Mbps、上り1Mbpsのサービスである。しかし我が家の基地局からの距離と伝送損失を、NTT西日本の提供している「経路情報公開サービス」で調べてみると、距離は990mで、伝送損失は16dBとなっている。この値はかなり優秀なようで、フレッツADSLモア24より高速なサービスにすることで、まだまた通信速度を向上させることが可能なようだ。そこで、価格差もそれほど無いことから、最高の「フレッツADSLモアスペシャル」への変更を行ってみる。 このフレッツADSLモアスペシャル、下りが44〜47Mbpsに向上するだけでなく、上りも5Mbpsに向上する。メール送信やホームページのアップロードなどに上り速度も速さを必要とする場面があるため、下りだけでなく上りも高速化するのは嬉しいところだ。ちなみにモア24とモアスペシャルの月額料金の差はわずか30円である。これならば、しない手はないと言える。
申し込みから数日で電話がかかり、２週間程度で切り替えになった。これまでの機器と交換するだけで、特に設定することもなく使用できた。ではフレッツADSLモア24に比べてどの程度向上したのか、計ってみることにする。使用したのは以下のページである。
まずは下りである。フレッツADSLモア24では8.5〜9.5Mbps程度だったのが、フレッツADSLモアスペシャルでは15〜17Mbps程度になっている。倍とはいかないものの、80%程度向上している。15〜17Mbpsといえばかなり高速と言える。
上りである。こちらもフレッツADSLモア24の最大1Mbpsから、モアスペシャルの最大5Mbpsになるという事もあり、実際のテストでもかなり向上している。最大の5Mbpsには届かないものの、従来の2〜3倍にはなるようだ。上りは下りに比べて遅いため、この向上は非常に嬉しいといえる。 フレッツADSLモア24Mbpsからモアスペシャルへの変更は、思った以上に高速化できた。上りはこの程度向上するだろうとは思っていたが、下りが80%増まで高速化する思っていなかった。嬉しい誤算である。ADSLで15Mbps越えが出るとは、正直驚きである。もちろん基地局からの距離によっては差が十分に出ないことも考えられるが、比較的近い人にはわずかな月額料金のアップでここまで高速になるのだから、ぜひ変更して頂きたい。 （H.Intel） ■今回の関係メーカー・ショップ NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/index_f.html NTT西日本（フレッツ） http://flets-w.com/ |
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