[H8奮闘記 SRAMボードにRS-232C通信ポートを追加]

AKI-H8/3048F のCPUボードは、RS-232C用のレベル変換ICが実装されており、Port9 に接続されています。
そのため、単純に D-SUB9pin コネクタに接続するだけで、PCと通信できるようになります。
H8/3048F のシリアル通信ポートは SCI0 と SCI1 の2つありますが、SCI1 の方を使うことにします。

配線:
 CN4 4 -- 3 D-Sub9pin(メス)
 CN4 6 -- 2 D-Sub9pin(メス)
 D-Sub9pin(メス) 7 -- 8 D-Sub9pin(メス)
 D-Sub9pin(メス) 5 -- GND



D-SUB9pinコネクタ(基板取り付けタイプ)は、そのままではユニバーサル基板に取り付けられませんが、
多少加工することで取り付けられました。
まず、D-SUB9pinコネクタの足の 9ピンを根もとから切ってしまいます。7ピン、8ピンも 0.5m くらい残して
切ってしまいます。0.5m くらいのこした 7ピン・8ピンをコネクタ上でハンダ付けして結線。
しっかり導通確認した後に、基板に取り付けです。6ピンの位置が合わないのでキツイですが、強引に押し込
みます (^^;
これだけでは、ケーブルの抜き差しで力がかかったときにピンがおれてしまいそうなので、ネジ止めしてでき
あがり。ネジ止め用の穴は、ピンバイスなどであけてください。

動作確認ソフト

動作確認ソフトは、9600bps/8bit/ノンパリ/フロー制御無し で動作します。
PC上の通信ソフト(TeraTermPro 等)を上記の設定で開いておき、H8の電源を入れると、通信ソフト上に
次の表示が出てきます。

Boot loader for H8/3048F
(C)2004 t.hara

ここで、PCのキーボードを叩くと、H8の液晶と、PCの通信ソフト上に叩いたキーの文字が表示されます。





動作確認ソフトのソース名が bios.asm ですが、気にしないでください (^_^;;;

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