Chapter.31 ボスの当たり判定処理
[Chapter31 制作物]

今回は、ボスの当たり判定処理を改善していきます。

■当たり判定処理
chapter30 の当たり判定は、通常の敵と同じ当たり判定処理が動作しています。
そのため、ボスの位置(左上)から 12x12 の範囲にしか当たり判定がありません。
右側半分には当たり判定がないので、右側を撃ってもすり抜けてしまいます。
更に、破壊処理も左上しか処理されず、ゴミが残ってしまいます。

これを避けるために、ボスのときは、ボス専用の当たり判定処理を実施するようにします。

具体的な座標変換は図1をご覧下さい。


図1 当たり判定イメージ

図1において、赤い枠が自機弾です。
スプライトサイズとしては 16x16 (点線) ですが、そのうち当たり判定は 12x16 (実線) の領域に持たせることにします。
青い枠がボスです。
スプライトサイズとしては 32x32 (点線) ですが、そのうち当たり判定は 24x32 (実線) の領域に持たせることにします。

スプライトサイズよりも狭めているのは、実際のグラフィックが少し縦長に作画してあることと、あまりギリギリまで
当たり判定を付けると、擦っただけで当たったことになってしまうためです。

スプライトサイズの違いから、右側と左側、上側と下側で差分の閾値が異なる点に注意すればいいだけで、式は単純です。
当たり判定式を、式1 にまとめました。


式1 当たり判定

X方向も Y方向も当たりなら、弾とボスが衝突していることになります。




工事中






今回は、こんな感じでした。
次回は、ステージクリアの処理を実装します。

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