[ 1200] 新緑の季節なのに 記入日時 2006年05月20日(土) 6:10 

東京は5月7日の日曜日からずっと2週間、梅雨のような天気です。
雲間から日が差す事もありますが、雨がちなのです。

おかげで仕事は暇。売上げが心配です。
来週は春の最後のセールも始まります。少しは晴れて欲しいです。

写真は近所の公園。
太陽が恋しいですー


[ 1199] シリコンとシリコーン 記入日時 2006年05月19日(金) 7:30 

さて珪素(シリコン)の話です。
以前から僕はシリコンという物質に非常に興味を持っていました。

シリコンとの出会いは大学のモデリングの授業で、石こうの型取りをする時にシリコン樹脂を使ったのが初めてでした。

それ以来今の仕事についても、シリコンゴムパッド、シリコンホースまたは潤滑剤など至る所でシリコンに出会いながら、多岐にわたるシリコン製品の多さに興味を持っていたのです。

それが先日、珪藻土を調べる中でも珪藻土も二酸化珪素だと知り、珪素を調べる事になったのです。

辞書で引けば「ケイ素(珪素、硅素、シリコン、Silicon)は原子番号14の元素である。元素記号はSi。地球に最も多く含まれる元素のひとつ。」となるのですが、結論から書くと、珪素は私たちの足下の土や砂利の中にいつでもある物質だったんです。

つまり、地球上の物質の3分の1とか4分の1がその珪素なのですが、そのほとんどは二酸化珪素として酸素と結びついて、私たち身のまわりにある石や土や砂の形で存在していたのです。

思いもかけず身近に存在していた珪素だったのですが、半導体つまりコンピュータの集積回路に使うシリコンは、その珪石(SiO2=二酸化珪素)の酸素を分離して、蒸留、精製しほぼ珪素元素だけ、99.999999999%の純度にして使うのです。

ところが元素の半金属の特性を使用した半導体としてのシリコンと、珪石を原料とした高分子有機珪素化合物(Silicone=シリコーン)とは全く違った物質になり、その製品の多さに驚かされるのです。

液晶ディスプレイのTFTや太陽電池のアモルファスシリコン、ケイ素を材料としたガラス、繊維状にして断熱材吸音材、ゼオライト、液状シリコーンゴム、シリコーン消泡剤、シリコーン撥水剤、建築用シーリング材、アスベスト、シリコーングリース・オイルコンパウンド、シリコーン離型剤・つや出し剤。どれも珪石が原料なのです。

なんとなくシリコン(元素)とシリコーン(有機珪素化合物)が分かって頂けましたでしょうか。ついでに、珪石の純度の高いものは石英、つまり水晶なんですね。これも改めて認識しました。(笑)
さて、結論です。「シリコンは地球からの贈り物」。いかがでしょうか?(^_^)


[ 1198] 車窓に想う 記入日時 2006年05月18日(木) 7:15 

珪素の話は明日書きます。(誰も読んでない?(^^;;)

昨日はお通夜で甲府まで行ってきました。
新宿から1時間40分。近くて遠いです。

実は10年前に父が倒れて、父を石和温泉の病院に入れて、母を近くのマンション住まわせ僕も石和に毎週のように往復していました。

1996年1月に父が倒れて二世帯住宅を作る事になり、新たに家を建てている半年間、母も病院近くに住まわせていたのです。

あれから10年も経ったのですね。
その年の正月、石和温泉のマンションで母と新年を迎えた事などを車窓を眺めながら思い出していました。
生きる事と死ぬ事。10年という時間の長さ短さを感じてきました。


[ 1197] 珪藻土とシリコンとシリコーン 記入日時 2006年05月17日(水) 6:55 

珪藻土(けいそうど)ってご存じですか?

最近、壁に塗る壁材として注目されていて、この珪藻土を壁に塗ると調湿、消臭などの効果があり体にも良いそうなんです。

ところが、僕らの業界ではこの珪藻土は身近にあり、ドライクリーニングの溶剤を濾過する材料として古くから使用して、うちでも30年以上前からこの珪藻土の真っ白い粉を見ていたのです。

では、珪藻土とは何なのかと最近疑問に思い、調べました。

けいそう‐ど【珪藻土】珪藻の遺骸から成る堆積物。主成分は二酸化珪素水化物で、白色・灰白色・黄色など。多孔質で吸水性に富み、軽くてもろい。海底のほか、湖沼または温泉・溜池にも生ずる。磨き粉・耐火材・吸収剤やダイナマイト製造などに使用。[広辞苑]

つまり、珪藻土は植物性プランクトン、珪藻の化石でこの珪藻が死に海底や湖底に堆積し、何百万年、何千万年という年月を経て、岩石になったんですね。そして、この珪藻は身の部分が原油(石油)に、殻の部分が珪藻土という、 2つの天然資源に生まれ変わったんです。

また珪藻土は火に強いため七輪コンロ、耐火断熱レンガの原料として昔から使われてきました。 そして近年ビールやお酒のろ過剤、食品添加物などとして幅広く利用されているというのです。

写真はその珪藻土の顕微鏡写真で、この穴がフィルターの役割をするんですね。また右はその岩石で、不純物を含んでいるため褐色ですが、カーボンなど目詰まり物質を燃焼除去して真っ白にしたものが、僕らの使っている珪藻土だったのです。

さて、話はここからです。この珪藻土は二酸化珪素という珪素の化合物です。あー、書ききれない。明日また書きます。(^^;;


[ 1196] サムライ・ニッポン! 記入日時 2006年05月16日(火) 7:00 

サッカー日本代表23名が選ばれました。

久保の落選、巻の選出は僕も驚きました。
この決定は直前2戦で決まった感があります。久保はブルガリア戦体調不良でベンチも入らず、スコットランド戦も精細を欠いてました。それに引替え巻は、非常にアグレッシブな動きをしていました。

僕は玉田に変り、マジョルカの大久保を入れて欲しかったのですが大久保もマジョルカでベンチ外になったのが響きました。

3バックなのか4バックなのか、守りの問題も話しは尽きませんが、やはり得点力です。

ここに面白いデータがあります。FWの得点と代表出場試合数です。
柳沢17得点/55試合(0.30)、高原15/40(0.37)、玉田7/37(0.19)
それに引き替え、三浦知良56/91(0.62)、釜本73/75(0.97)

過去の数字とはいえ釜本の得点力は驚異的です。これは釜本の点取り屋としての才能もありますが、アシスト役の杉山とのコンビネーションが確立されていて、得点のパターンをこの二人は持っていたからなのです。

今回の選出もジーコの戦術より感覚優先的なものを感じますが、後はやるしかありません!ガンバレ!サムライ・ニッポン!
写真は埼玉スタジアムでもらったキリンカップの旗。得点時に振るつもりが、振れませんでした。6月12日に必ず振ります!


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