10月の雪 モスクワ2日目。 朝起きると雪。 日本での週間天気予報では、滞在中6日のうち晴れは半日あるかないかで、あとは雨・雪・曇りの最凶コンボだったので、今まで晴れてたのがラッキーと言わざるをえないのでしょう。 ロシアだし、雨とか雪は想定内ですもん! ペテルブルクに到着した時に空港から乗ったタクシーの運転士さんにも天気予報は雨だと力強く言われてしまいましたが、観光中には雨も雪も降らず幸運でした。 本当は空港からホテルまでの車は旅行会社に手配してあったのに来ていなくて、夜中だったし、早くホテルに着きたかったので運転手さんの言い値でタクシーに乗ることになってしまいました。 タクシー代はもちろん旅行会社に後から返してもらいましたけど、夜中にひとりで白タクというのはけっこうドキドキでした。数日前にルーマニアでの事件があったばかりでしたから。 朝食のレストランの窓からの風景です。これでも朝の7時。 天気が悪くなくても8時過ぎまで外はかなり暗いです。 前日、目玉焼きを作ってもらうのに時間がかかってしまったので、レストランが開く7時より前にロビーに降りて見学。 ホテル内のお土産屋さん。民族衣装を着た人形です。 人形といえば、こちらも定番。 一階のトイレです。個室もぴかぴかでした。 そういえば、今回の旅行では一度もはずれのトイレに当たりませんでした。 グムのトイレもちゃんと紙があったし、ペテルブルクの空港も、予想をはるかに超えて綺麗でした。 本日の朝食。ロシアはポテトがおいしいです。そして、なぜか春巻き。 デザートはチョコレートのケーキと二種のチョコレート菓子とバナナ。 紅茶はリプトンのワイルド・ベリー。 早い時間だと、目玉焼きコーナーは料理人が一人ですが、混んでくると二人で大回転です。 朝ごはんを終えると雨になっていました。 ホテルから見えていた「あれ」が気になるので、雪道を出かけることにしました。 ここはイズマイロボ・クレムリン。 いわゆるテーマ・パークで、夏場はお土産物屋さんの市が立って混み合うそうですが、朝早いせいか雪のせいか数日前の火災のせいか、ほとんどの店が閉まっていました。 ぬかるみに足をとられて靴に水は入るし、手袋はびしょ濡れになるしで、途中で引き返しました。 ホテルに戻って靴と手袋を乾かして(どちらも替えを持っていなかったので)、今度は地下鉄でお出かけ。 ホテルの近くの駅です。 中心地から離れているので、わりと普通の駅です。しかも、エレヴェーターではなくて階段! 現在の名は「パルチザンスカヤ」かつてのイズマイロボ・パルクです。 こちらは革命広場駅。 みんなが犬の鼻を撫でていくので、ピカピカです。 乗換え駅のアルバツカヤ。 同じくアルバツカヤの別のホーム。 モスクワの駅は宮殿のように美しいことで有名ですが、中でも特に綺麗な環状線は今回利用しなかったので、ホームの写真はあまりありません。 時間があれば、主だった駅を回りたかったのですが。 以前は旅行のパンフレットに地下鉄めぐりを謳ったものがたくさんありましたが、団体観光客が押し寄せて写真を撮りまくり一般乗客の迷惑をかけたそうで、一時は撮影もかなり厳しくなったようです。 現在も、構内での撮影は自己責任で。 こちらが目的地のクロポトキンスカヤ駅。 駅をでると、やはり雨です。 救世主ハリストス大聖堂です。 ロシア革命で破壊されましたが、1994年から6年かけて革命前の姿に再建されました。 正面から見たところ。 恒例の玉ねぎアップ。金色なのにけばけばしく見えないのは、雨のせいだけでしょうか。 モスクワ川に向かって橋が伸びています。 橋の下からのぞいたところ。 ロシアの風景に雪はよく似合いますが、歩きにくいのが難点です。 傘をさしながらカメラを構えるのも不便ですし。 その後、クロックス・エキスポの人形展を見て、やはりおのぼりさんがよく訪れる観光名所、アルバート通りに向かいます。 |