ThinkPad560 で Linux
なぜ, 今, ノートPC か
Last Update: 1997.10.25.
のうがき
私の周りでは、ノートPCを使う人が徐々に増えつつありますが、一旦使い出すともはや「これなしの生活は考えられへん」までになってしまいます。その理由を挙げてみると、おおむね次のようになります。
- 「いつもの環境」を持ち運べる
- その人にとっての「いつもの環境」を、いつでもどこへで
も持っていけます。学校でやりかけていた仕事(論文やプログラムなど)を、家に帰ってひとっ風呂浴びた後でも続けられます。旅行先に携帯して、携帯電話やモデム経由でメールをチェックすることもできます。
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- 場所を取らない
- ノートPCは小さいので、ちょっとしたスペースがあれば、すぐに広げて使えます。巨大なモニタや、パソコンラックも要りません。ベッドに寝そべってネットサーフィンもできます。(疲れるけど。)
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- サスペンド機能を活用
- 多くのノートPCは、サスペンド/レジューム機能を備えています。すな
わち、使用途中の状態をそのままに、一旦電源を落したり移動したりした後で復活させる機能です。これは可搬性のことを別にしても大変に便利な機能で、UNIXなどでは、面倒くさいログイン/ログアウトやアプリケーションの起動/
終了の手間が掛かりません。
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- 目が疲れない
- ブラウン管に比べ、画面と目との距離は近くなりますが、まぶしくもなく画像もシャープでコントラストも高いので、目は(比較的)疲れません。長時間の作業を考えると圧倒的に「楽」です。
ノートPCは「セカンドマシン」とか、「機能を犠牲にした軽量PC」と思われがちですが、それは大きな誤解です。確かに昔のノートPCは、CPUが遅かったり画面がモノクロだったり、メモリやHDの容量が小さかったりと、どうしても「おもちゃ」的なイメージが強かったのは事実です。しかし時代は変わり、高速なCPUとカラー
TFT液晶、十分なメモリ・HD容量で、もはや性能的にはデスクトップに引けは取りません。それどころか最新の機種では、巷に溢れている一世代前のデスクトップのスペックを余裕で凌駕するまでになっています。今やノートPCは、あなたの主力マシンとなりうるのです。
それでは、私が選んだノートPCである、IBM ThinkPad560 での Linux
の使い方を伝 授します。
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