アカヤシオ紀行
明智平〜茶ノ木平・半月山(1753m)・・・1/2


中禅寺湖・華厳の滝とアカヤシオ


  
 2018年4月26日(木)
@明智平〜茶ノ木平・往復
自宅−505相模原IC-(圏央・東北・日光)-715清滝IC-733明智平742〜755展望台〜815鉄塔広場〜911男体山展望台〜918細尾峠分岐〜928茶ノ木平分岐〜1008鉄塔広場(昼食)1015〜1030山頂駅1040-(ロープウエイ)-1043明智平

 今年のアカヤシオ紀行は日光の明智平から半月山にした。
 今年は桜が咲くのが早かったので、アカヤシオも早いだろうと思い、いつでも出掛けられる準備をして、花の便りを待っていた。

 そして届いた便りは、『すでに開花しておりGWまで持たないのでは』というものだった。折しも、昨日から降り続いていた雨も上がり、明日は全国的に初夏の陽気になるという。これで決まり!明日は日光へ行くぞ!

 日光の清滝ICから第二いろは坂を登って行く。第二いろは坂は明智平までは登り専用で、第一いろは坂が下り専用である。いろは坂を登るのは何年振りだろうか?

 清滝ICから20分弱で明智平へ着いた。しかし、駐車場が閉まっていたのであせったが、反対側のバス停の広い駐車場に5,6台の車が止まっていた。そこへ止めてヤレヤレ。ロープウエイは9時からしか動かないので駐車場も閉鎖しているようだ。

 駐車場から振り返ってみれば、今、登って来た道路の上部にアカヤシオがピンク色に染まっているではないか。今日はかなり期待できそうだ。

 それにしても、この明智平という名前を聞くだけでロマンを抱くのは私だけだろうか。明智平は天海大僧正が命名したというが、その天海大僧正が明智光秀だったという説を私は信じたい!

 さて、ここからロープウエイで行けば、標高1、373mまで3分で行けるが、始発が9時からなので歩いて登って行く。まずは、道路の反対側に「通行止め」の表示があり、鎖で塞がれた所をすり抜けて行く。

 歩きやすい道を10分ほど登るとロープウエイ駅の下へ出た。しかし、簡単には尾根へ立たせてはくれない。手すりを登って跨いで行く。まるで泥棒猫のようで気が引けた。

 尾根へ立つと、満開のアカヤシオがお出迎え!バンザーイ! 私はこのアカヤシオが大好きで、これを見ないと春が来た気がしない。やっとこれで私にも春がやって来た!

 右手に咲いているアカヤシオを見ながら、小さなピークを登って行く。
 5,6分でピークへ出た。樹木の間から華厳の滝が見えたが、シャッターは切れない。

 さらに1,2分も進んだ時、まさに絶景が広がった。ピンク色に染まったアカヤシオの間から、中禅寺湖と華厳の滝が現れた。何と素晴らしい光景だろうか!ヤシオも満開。写真を撮りまくった。

 ここから滝壺は見えないが、落差が97mあるそうで、那智の滝、袋田の滝とともに日本三大名瀑といわれているそうだ。


 アカヤシオのトンネルを下り、次のピークを巻きながら登って行く。

 登り切ると、開けた所に鉄塔が建っていた。そして正面に男体山がドガーンと見えた。今まで男体山の頂上にかかっていた雲も少しずつ切れて来た。

 登るにしたがってアカヤシオが無くなって来た。ガッカリしながら登って行くと、登り詰めた反対側がピンク色に染まっていた。慌てて登山道から20,30mはずれて写真を撮りまくった。