今年の紅葉狩りは長野県と新潟県の県境にある雨飾山に決めた。
この山は、かつて雨の中を登り、ほとんど展望も利かず悔しい思いをしたが、今回は天気の心配はしなくて済みそうだ。ただ紅葉は例年より約1週間ほど遅れているという。
梓川SAからアルプスがバッチリ見えた。常念岳から遠く鹿島槍や五竜岳を眺めると、元気が湧いて来る。
さらに、R148から白馬三山が目の前に立ち塞がって来ると、もう運転どころではない。車を止めてしばし撮影タイム。
(右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)
今日の宿、小谷温泉の山田旅館を素通りして、登山口へ。山田旅館から10分で着くことを確認。
駐車場の手前から路肩駐車が多かったが、第一駐車場には5,6台の空スペースがあった。もう下山した人だろう。明日は土曜日なので何時に満車になることやら・・・?
私の今回の目的は、
@布団菱の紅葉を見ること。A湯峠から雨飾山の全景を見ること。B鎌池の紅葉を見ること、にあった。
そのAとBを見るため湯峠へ向かって行った。登山口から10分もかからずに湯峠へ着いた。車が3台駐車していたが人影は見えない。大渚山へ登っているのかも知れない。
湯峠の駐車場から雨飾山が見えなかった。しかし、開いたゲートを通り過ぎてり10mも行くと、正面にドガーンと雨飾山が見えた。これが雨飾山だ!と吠えているようだ。
やっと雨飾山の全景が見えて私は満足だった。しかし全く進んでいない紅葉に驚いた。明日の布団菱からの紅葉も期待できそうもない。
ここから引き返して鎌池へ行った。この鎌池は紅葉が美しいという。私も小谷村の観光サイトを見て、ぜひ鎌池の紅葉が見たいと思った。しかし、紅葉は始まったばかりでガッカリした。
(これが小谷村観光サイトの鎌池)
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(実際はこれ。紅葉はまだまだ先)
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今宵の宿、小谷温泉は、小谷村観光サイトによると、「450年以上の歴史を有する温泉で、開湯は武田氏の家臣、岡田甚一郎による発見と言われており、武田信玄の隠し湯として伝えられている」という。
その信玄の隠し湯に浸かり、明日への英気を養った。
明日は雨飾山へ
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