A雨飾山・・2/2

2016年10月15日(土)

山田旅館340−350登山口−第二駐車場530〜540登山口〜635ブナ平〜712荒菅沢723〜901笹平908〜945雨飾山(昼食)1010〜1035笹平〜1145荒菅沢1150〜1309登山口〜1318第二駐車場

 朝3時40分に宿を出発。
 3時50分に登山口へ着いたが、駐車場はすでに満車で止められない(写真左)。

 仕方なく引き返す。路肩駐車が多いのはここで仮眠しているのだろうか。第二駐車場はまだ余裕があった。とにかく車を止めることが出来てホッとした。

 車が続々と入って来る。さすがに人気がある山だ。5時になって誘導員が誘導をはじめたようだ。

 明るくなるのを待って、5時30分に出発。
 最初は沢沿いの道を行き、そして一気の登りになった。前に来た時はこの辺も紅葉していたような気がするが、今年はサッパリだ。
 小一時間ほど歩いた時、ブナ平へ着いた。名の通りブナに覆われた平坦な所で、休憩するには絶好の場所だった。私もここで一息入れて行く。
 急登をひたすら登り、下りになった時、沢の音が聞こえて来た。荒菅沢だ。
 沢へ下る途中に布団菱を見上げる絶好のビューポイントがあり、順番で写真を撮った。

 布団菱の紅葉は、期待したほどではなかったが、あの岩峰群を見ただけで満足だった。

 荒菅沢は大勢の人で賑わい、座る場所もないほどだった。やはり水場は落ち着いていい。ここから見上げる布団菱もいい。

 登山道は沢を渡渉して、右側の尾根を登って行く。その尾根が急登で、ちょっとした岩場やロープ、丸太の階段もあった。

 私は次々と追い越され、もう30人位に追い越されただろうか。

 やっと急登を登り切った所が笹平で、奥にドガーンと雨飾山が見えた。


 ここから見る雨飾山は、のどかに見える。あの北峰と南峰の双耳峰が、見る方向によってはウサギの耳のように見えるそうだ。

 近づいて行くと、北峰まで蟻の行列のように人が繋がっていた。こんなに人が多いとは驚きだ。

 そして登り着いた右手が、石仏群がある北峰である。大勢の人で石仏になかなか近づけない。人を押しのけるようにして石仏の写真を撮った。


(石仏が並ぶ北峰)

(北峰から見た南峰・山頂)

(南峰。三角点、祠、山の神、標識がある)

 南峰も人でいっぱいだ!

 山頂から少し下った所で昼食にした。山田旅館で作ってくれたオニギリが美味い。

 下りは渋滞になった。登って来る人が多く交差するからだ。「登り優先」などといって遠慮していると、いつまで経っても下れない。


(下りは渋滞だ!)

(やっと紅葉が・・!)


 途中、荒菅沢を過ぎても大勢の登山者とすれ違った。こんな時間に登ったら帰りは日没になってしまうのでは、と心配になった。

 私は余裕で登山口へ着いた。予定していた時間より、1時間以上も早かった。