護摩壇山 (ごまだんやま)

(1,372m、和歌山県)

護摩壇スカイタワー駐車場から見た護摩壇山

大股登山口〜伯母子岳〜大股登山口−護摩壇スカイタワー〜護摩壇山往復

2010年4月30日(金)

伯母子岳からの続き

 伯母子岳を往復してから、野迫川温泉を通って高野龍神スカイラインへ入り、南下してタワーが建った広い駐車場へ到着した。ここから今登って来たばかりの伯母子岳を眺めたいと思ったが分からなかった。

 護摩壇山の登山口が分からず、お店の人に教えてもらう。

 空身でお店とトイレの間を進み、タワーを右手に見ながら階段を登って行く。余りにも整備され過ぎた道で味気ない。

 ここは奈良県かと思ったが案内板には和歌山県と書いてあった。

 14〜15分で護摩壇山へ着いた。タワーのような立派な標識に「護摩壇山」と書いてあり、東屋もあった。しかし、ここが本当の山頂ではない。ここは単なる展望台で、本当の山頂は左手の道を下ってNHKの電波塔が建っているピークである。さっきお店のお姉さんに教えてもらったのである。


(護摩壇山頂の標識が立った展望台)

(展望台から見た本当の護摩壇山(今は龍神岳という))

 この展望台からは伯母子岳が見えるらしいが、モヤっていて確認できなかった。そのまま左手の石畳を下って行く。護摩壇山というからには宗教に関係する山だと思うが、それらを感じさせるものは何一つ見当たらなかった。

 電波塔が建った本当の山頂には、「龍神岳」と「最高峰」という立派な石標が建っていた。ここは樹木が多く余り展望は利かない。


(護摩壇山頂、今は龍神岳となっている)

(最高峰の石標)

 来た道を引き返し、レストハウスへ12時51分着。往復1時間弱だった。そう言えばまだ昼飯を食っていなかった。レストランで食事をしてから、明日、釈迦ケ岳へ登るため十津川村へ向かって行った。しかし、ここから十津川村へ出る道が狭く大苦戦することになった。