御在所岳 (ございしょだけ)

(1,212m、三重県・滋賀県)  175座

中道、おばれ石付近から見た御在所岳


中道〜御在所岳〜一の谷新道

2009年10月24日(土)

駐車場625〜6503合目・裏道との分岐〜7074合目・おばれ石〜7205合目・ゴンドラ展望730〜7466合目・キレット〜8067合目・かもしか広場813〜8308合目〜805山上公園905〜925御在所岳946〜1107山の家〜1112駐車場

 鈴鹿スカイラインが通行止めになっていると聞いて心配していたが、来る前に役場へ確認すると、「通行止めの所から登山口まで歩いて10分か20分」と言われてホッとした。(実際は1、2分)

 昨日、比良山系の武奈ケ岳へ登ってから、名神、新名神、東名阪と走って四日市ICで降り、R477の通行止めになっている所の手前にある駐車場までやって来た。駐車場は広く、ざっと40〜50台は置けそうだ。16時を過ぎてもまだ7、8台が止まっていた。
 ここは通行止めになっている左側にも駐車場があった。湯の山温泉へ繋がる道のようだが、R477への出入りは出来ない。


全面通行止めのバリケード

手前にある駐車場

バリケードのすぐ上から御在所岳が見える

 私は一番端っこへ車を止め、登山口を確認してから、途中のコンビニで買ってきた豆腐で湯豆腐を作って一杯やり出した。
 日没が過ぎても登山者が下って来る。こんなに遅く下って来るとは、一体何を考えているのだろうか。

 しかし、19時を過ぎると車は1台もなくなった。今日も一人ぼっちになった。今日は車中泊なので早々に車の中で横になった。
 夜中の0時ごろになって2台の車が入って来た。

 朝起きて朝食の準備をしていると、車が続々と入って来た。今日は土曜日なので7時か8時には満車になってしまうだろうと思った。

 すっかり明るくなった6時25分に出発。

 駐車場から通行止めのバリケードを潜って5、60mも行くと、右手に中道の標識があった。そこから1、2分も歩くと岩場が出現!花崗岩の岩場を登るようになり、一気にアルペン的になってきた。

 6時43分、一瞬、展望が開け御在所岳の山頂が見えた。しかし、すぐに森林帯へ入ってしまい、またガレた道を登って行く。

 中道と裏道の分岐へ6時50分着。ここに3合目の表示があった。ここで厚手のシャツを脱いだ。もう暑くてたまらん! 今日はタオルを忘れてしまったので、なるべく汗をかかないように登ろう。

 しばらくすると、石と岩がゴロゴロした登りになり、「おばれ石」へ出た。ここに「4合目800m」の表示があった。おばれ石は大きすぎて写真に収まらない。少し離れた所から写真を撮った。

【拡大できます】

 ここから7、8分も登ると展望が一気に開ける。正面に御在所岳が堂々と聳え立っている。高度こそ低いが、ゴツゴツした岩峰はアルペン的で格好いい。背後には四日市の市街が見えた。御在所岳の左手に見える三角錐の山が目を惹く。

 すぐに岩が積み重なった所へ出た。大きな岩の上にの乗って展望を楽しむ。あの尖った山は鎌ケ岳らしい。ここに「5合目850m、ゴンドラ展望」との表示があった。しかし、まだゴンドラは動いていない。


鎌ケ岳

御在所岳

 ここからわずかに登ると、岩の上に四角形の岩が乗っていた。まあ、よくもあんなにうまく乗ったものだと感心した。誰かが機械を使って乗せたのではないかと思うような、まさに自然のオブジェである。

【拡大できます】

@この岩峰を登ると・・

Aこんな岩が現れ・・

Bこんな風になっていた←拡大できます

 そこから5分も歩くと、薙のようなガレ場へ出た。下を見ると一気に沢まで崩れ落ちていた。

 さらに2、3分ほど登ると、大きな岩が積み重なった所へ出た。岩の上にケルンが積んであった。そのケルンまで行くと、足元からストーンと切れ落ちていた。そこに「6合目900m、キレット」の表示があった。ここから見る紅葉がいい。
 キレットにはクサリがぶら下がっていたが、使わなくても下れる。

 ここからも岩や石がゴロゴロした所を登って行く。紅葉も良くなって来た。