【紅葉紀行】
榛名山

A天目山〜相馬山・・・1/2
2020年11月6日(金)


榛名湖畔の紅葉と榛名富士




榛名湖畔・駐車場840〜904稜線分岐〜930天目山942〜957稜線分岐〜1032松之沢峠〜磨墨(するす)岩〜磨墨峠(昼食)1145〜1210相馬山分岐〜1245相馬山1300〜1332相馬山分岐〜1350磨墨峠〜1422湖畔駐車場

 今回は400年の歴史を持つといわれる伊香保温泉へ入ることが最大の目的だったが、ついでに榛名山の天目山と相馬山を登って来ることにした。

 そして、山を登った後に榛名湖畔を車で一周したが、見事な紅葉に感激!まさにモミジ回廊で、しかも紅葉真っ盛り。感動の連続だった。
 まずはその紅葉からどうぞ!


 関越道を走って行くと、正面に榛名山が見えて来る。嬉しくて歓声を上げたくなるが、あのピークの名前が分からないのが悔しい。

 榛名山は相馬山が信仰の対象なので、あの真ん中の尖ったピークが相馬山のような気がするが、全く自信はない。その右手に見える端正な山が榛名富士だろうか。

(後日、榛名観光協会へ問い合わせて教えて頂きました→カーソルを写真の上へ乗せると分かります)

 伊香保温泉を過ぎ、榛名山への道(R33)を登って行くと、紅葉が見られるようになって来た。思わず歓声を上げた。もう11月なので紅葉は終わってしまっただろうと諦めていたからだ!

 しかし、これはまだ紅葉の序の口だった。

 途中にあった高根展望台へ寄ってみた。正面に見えるポコン、ポコンと三つのコブを持った山は何だろう。

 最初は御荷鉾(みかぼ)山だと思ったが、余りにも近すぎような気がした。

 後でホテルで確認すると、小野子(おのこ)山とのことだった。

 榛名湖畔にあるビジターセンター近くの紅葉が見事だった。目が覚めるような紅葉を見て満足、満足!


(正面に榛名富士の山裾が見える)

 この先も紅葉が続いているようなので、帰りに湖畔を一周することにした。

 広い駐車場のトイレ近くに車を止め、素早く準備を済ませて出発。

 天目山へショートカットで登るため、メインストリート(R33)を横断したところに登山道があるはずだが、それが分からない。

 駐車場でパターの練習をしている方がいたので訊いてみると、
「ここですよ、ここ!」と指をさす。しかしそこは、落ち葉に埋もれた獣道のようなもので絶句!これが登山道!

(建物の左手に踏み跡がある)

ここからは一気の登りになった。しかし15分程で稜線分岐へ出た。そこに標識が立ち、「関東ふれあいの道」と書いてあった。しかし、10m先に舗装された道路があってガッカリした。(そこが七曲峠)

 ここからはルンルンの稜線歩き。右手に見える榛名富士や榛名湖を見ながら歩いていく。

 榛名富士の左手にある烏帽子ケ岳は、一度は登ってみたいと思う。

 天目山の山頂にあるベンチで休憩。ここから見る相馬山がカッコいい。


(天目山・山頂)

(天目山からの相馬山)

 ここから分岐へ戻り、道路を横断して相馬山をめざして行く。

 松之沢峠を過ぎ、磨墨(するす)岩が近づいて来ると登りたくなって、荷物を置いて登って行った。

 しかし、その岩は磨墨岩ではなく、隣の岩で、本物の磨墨岩には石仏のようなモノが立っている。

 下りで大苦戦。前に来た時(13年前)は簡単に降りた所が降りられず、真っ青になった。やはり歳には勝てないなぁ・・・。

 磨墨岩を下り、分岐の所で昼食にした。

 昼食を済ませて歩き出すと、すぐに東屋が建つ磨墨峠へ着いた。ここで昼食にすれば良かったナァ・・・。

 振り返ると東屋の屋根越しにそそり立った磨墨岩が見えた(写真左)。

 すぐに階段になった。段差があり過ぎて歩きにくい。どうしてこんな階段を造ったのだろう。
 階段を登らずに脇を歩いている人もいる(写真右)。

 赤い鳥居が建つヤセオネ峠との分岐へ着いた。ここからが黒髪山(相馬山の別名)神社のご神体なのだろう。

 そしてここからが正念場である。

 クサリ、ハシゴを登って行く。前に来た時は団体さんがいて渋滞していたが、今日はスンナリと登って行ける。

 登山道の周りには石碑や石仏などがあって薄気味悪い。

 山頂かと思い気や、さらに登りが続く。騙され騙され、やっと山頂へ着いた。

 山頂に建つ神社が山小屋のように見える。

 相馬山は別名、黒髪山というそうだ。そしてこの神社は黒髪山神社という。
 お賽銭をいっぱい入れれば、髪の毛が薄くなった私にもご利益があるかと思ったが、頭の毛とは関係がないようだ。

 ここから、薄っすらと富士山が見えた。

 下りも3、4人のパーティーとすれ違っただけでスンナリと下ることが出来た。

 ここからは磨墨峠まで引き返し、沼の原へ出て駐車場へ戻った。

 さて、次は榛名湖畔一周の紅葉ドライブである。

 榛名富士を右手に見て、時計の反対周りで進んで行く。
 すぐに紅葉の見事な場所へ出た。車を止めて撮影タイム。


 この先、何度も車を止めて撮影タイムを繰り返す。



 榛名湖畔がこんなにモミジが多いとは知らなかった。もし、紅葉が見たいという人がいたら、「ぜひ、榛名湖畔を一周しなさい」と教えて上げよう。

 紅葉をたっぷり見て満足だ!サア、あとは伊香保温泉へ行って温泉に浸かろう。