【紅葉紀行】
A天目山〜相馬山・・・2/2

伊香保温泉編
2020年11月7日(土)

 今日はホテルで朝食を摂ってから、伊香保温泉のシンボルである階段を登るため、すぐ下の有料駐車場へ車を止めた。

 そして、「さあ、階段を登るぞ!」と気合を入れた。何しろ365段もあるというからだ!

 階段の登り口に「石段の歴史」という案内板があった。それによると、
『〜石段が誕生したのは天正四年(1576年)頃と伝えられています。

 織田信長・徳川家康の連合軍に敗れた武田勝頼が長篠の戦いによる多くの負傷者治療のため、源泉を各浴舎に引湯する目的で、真田氏に命じて造らせたものと言われています(略)』
 と書いてあった。
(画像にカーソルを乗せると大きくなります)

 この石段を真田幸村・信之兄弟の父である真田昌幸が造ったことを初めて知った。真田ファンとしてはすごく親しみを覚える。知っていればもっと早く来ていただろう。

「昌幸さん、登らせてもらいますよ〜!」という思いで、ガラ空きの石段を登って行く。
 つい1ケ月程前に、テレビのサスペンスで高橋英樹さんがこの階段を登っていたのを思い出す(再放送だったかも知れない)。

 365段の石段を登り切った所に神社があった。案内板によれば、紀元前からあるというから驚きだ。

 近くの展望台からは紅葉と二ツ岳の一つが見えた。


(後方が二ツ岳)

 この奥に露天風呂があるというので行ってみることにした。

 途中にあった赤い橋の所は最高の紅葉スポットだった。大勢の人がカメラを構えていた。私は女優さんかモデルさんが来ているのかと思ったが、どうも一般の女性だったようだ。


 露天風呂は10時からだという。まだ30分もあるので諦めて引き返すことにした。

 そして、温泉街の紅葉を見ながら、帰路に就いた。


 今回は、紅葉は全く期待していなかったので、感激もひとしおだった。また機会があったら行ってみたいと思う。

榛名山へ戻る