岩菅山−2/2

 山頂からは360度の展望だと聞いていたので楽しみにしていたが、遠望が利かず北アルプスや妙高山などは見えなかった。しかし、東側の白砂山や佐武流山が見え、かすかに苗場らしい山も見えた。

 山頂のすぐ下にある避難小屋へ行ってみた。数年前に建て替えたと聞いていたが、まさにピカピカだった。石壁も建物も新しく、真ん中にストーブがあり、両脇の板の間にはカーペットが敷いてあった。数メートル先にトイレもあった。こんな立派な小屋ならぜひ泊まりたかったと思った。

 予定より早く山頂へ着いたので裏岩菅山まで往復して来ることにした。裏岩菅山はこの岩菅山より46m高い。つまり岩菅山の最高峰なのである。時間的に厳しいと思って諦めていたが、山頂の標識に裏岩菅まで35分と書いてあるのを見て、俄然ファイトが湧いて来た。やはり岩菅山の最高点を踏んでおきたい。


岩菅山頂から見た裏岩菅山

岩菅山頂の避難小屋

裏岩菅山へ向かって岩菅を下る

 多少のアップダウンはあるものの、良く整備された道を進んで行く。35分で行けるとは嬉しい。私が持っているガイドブックでは行きが1時間、帰りが50分となっている。

 その裏岩菅山へ9時54分に到着。岩菅山から49分かかってしまったが、最高点に立てて本当に嬉しい。それにここは岩菅山より展望がいい。今日は遠望が利かないが、まあ、これだけ天気に恵まれたのだから贅沢は言えない。ここで昼食にしよう!


途中から見た烏帽子岳

裏岩菅山頂は盛っこりしている

裏岩菅山頂。三角点もある

 裏岩菅山から岩菅山へ戻り、水分を補給してから下山開始。石がゴロゴロして下りにくい。

 ガレを下るとノッキリへ到着。ここから今朝登って来た道を右手に見送って真っすぐ進んで行く。すぐに3人のパーティーとすれ違う。

 (写真は岩菅山の下りから見た寺子屋峰方面)

 わずかなアップダウンを繰り返して行く。

 ここはササやシラビソなどが多く紅葉する木は少ない。足元の草モミジだけが目を惹く。

 振り返って見れば、岩菅山がさっそうと聳え立っているではないか。ここから見る岩菅山はピラミダルで恰好いい。とても登山口方面から見た山と同じ山とは思えない。山は見る方向によって山容を変えるから怖い。

 わずかな急登を登り切った所に「金山沢の頭」の標識があった。ここは赤石山との分岐にもなっていた。ここで小休止。

 ここから、ほぼ平坦な道を10分ほど歩いた時、道の真ん中に三角点があった。そこが寺小屋峰だった。金山沢の頭も、ここ寺小屋峰も樹木で展望は利かない。

 そこから5、6分ほど下ると、広々としたゲレンデへ出た。遠くにゴンドラリフトの駅も見えた。

 ゲレンデを下って行くと、右手正面にジャンプ台のようなものが見えた。我々は左手の広い道を進んで行く。

 ゴンドラリフトの駅に近づいて行くが、道がわずかに下っているので心配になって来た。本当にこの道でいいのだろうか。このまま駅へ行かずに下ってしまうのではないか、と思いながらも進んで行くと、右手に駅へ行く道があった。今度は駅に向かって登って行く。本日最後の登りである。

 ゴンドラリフトは2人用のカプセル型で、客が来た時だけ動かしていた。
 このゴンドラリフトから見る黄葉がすばらしかった。山全体がシラカバの黄葉である。ゴンドラリフトの中からさかんにシャッターを押した。


ゴンドラリフト駅から見た岩菅山(中央)と裏岩菅山(左)

ゴンドラリフトの中から見た黄葉

 ゴンドラリフトの終点である発哺温泉へ着いた。最後の仕上げは温泉である。東館山ホテルへ行き、温泉に入っている間にタクシーを呼ぼうとしたが、何と迎車だけで7,000円もかかると言われて大慌て。結局、バスで旧R471との交差点まで行き、後は歩くことにした。何とか足が確保できたので安心して温泉に浸かることが出来た。

 旧R471との交差点(一の瀬寮前バス停)からテクテク歩いて25分で登山口へ着いた。

 今日もNさんが持って来てくれた焼き肉で宴会である。紅葉と温泉、そして山登りの後は焼き肉パーティーで盛り上がる。

 翌日は紅葉真っ盛りの丸池へ立ち寄り、湯田中温泉で朝風呂へ入ってから帰って来た。

【丸池の紅葉→拡大できます】