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2018年6月1日(金)
今回は宝川温泉・汪泉閣へ前泊して、上州武尊山と剣ケ峰山を周遊して来たが、何とシャクナゲが多かったことか。 |
吊り橋を渡って露天風呂へ |
左側が川、右が魔耶の湯 |
魔耶の湯 |
2018年6月2日(土)
汪泉閣−武尊神社−552林道終点P606〜622須原尾根分岐〜735上の原・武尊山分岐745〜1056山頂(沖武尊)1125〜1257剣ケ峰分岐〜1308剣ケ峰山1320〜1325剣ケ峰分岐1330〜1517沢〜1605須原尾根分岐〜1620林道終点P |
汪泉閣を5時30分ごろ出発。
宝台樹キャンプ場に車が沢山あって驚いた。舗装された道を更に進んで行くと武尊神社の駐車場があり、10台以上の車が止まっていた。やはり日本100名山は人気があるようだ。
私は自己責任で林道終点まで行くため更に進んで行く。武尊神社を過ぎると、やがてダートのデコボコ道になった。車が解体してしまうのではないかと心配になった頃、林道終点の駐車場へ着いた。先行者の車が4台。ヤレヤレ。ホッと胸をなで降ろす。 ここへ来る途中、武尊神社の駐車場から歩いて来る人を10人ぐらい追い越して来た。ここまで車で来ると往復1時間の時間短縮になる。 |
最初は水がチョロチョロ流れる林道跡地を登って行く。先行者が3人いた。 15分も歩くと分岐があった。武尊山と剣ケ峰山の分岐だが、ここを「須原尾根分岐」と言うらしい。 まずは左手の武尊山を目指して行く。 |
ここは、メチャクチャな直登ではなく、わずかにジグが切ってある。ブナの森林浴を楽しみながら登って行った。
稜線分岐(手小屋沢避難小屋)近くなって、シャクナゲがあった。「シャクナゲがあったぞ〜!」 花は小振りだが咲いたばかりで綺麗だ! |
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そこから10分ほどで分岐へ着いた。すでに5、6人が休んでいたが、ほとんどが私を追い越して来た人達だ。 分岐の反対側に避難小屋があるはずだが、避難小屋は見えない。道も見当たらなかった。 |
歩き出してすぐに、左手眼下にドーム型の避難小屋が見えた。小屋の下には雪渓があり、沢の音が聞こえる。水が得られるように沢近くに建てたのだろう。
分岐から4分ほど歩いた所に避難小屋へ下る分岐があった。
ポツン、ポツンと咲くムラサキヤシオとオオカメノキを見ながら登って行った。 |
先ほどから、右手の樹間から剣ケ峰山が垣間見えるが、シャッターは切れない。 しかし、すぐに、展望が利く所へ出た。剣ケ峰山がバッチリ見えた。「待ってました」とばかりに撮影タイム! 今日はあの左側の稜線からテッペンへ立てるかと思うと嬉しくなった。 |
カッコウが静寂を破って鳴いている。あんなに鳴き続けて疲れないのかなあ〜!と余計な心配をしてしまう。
分岐から1時間半も歩いた時、最初の鎖場が現れた。地図に「クサリ・ハシゴが連続する」と書かれた危険地帯である。
木のハシゴがあったが朽ちていて使えない。足場がないので左側から巻いて行く。 | |
上部にはクサリもあった。 |
燧ケ岳(奥)と笠ヶ岳 |
上越国境の山並み |
2つ目のクサリ場。 ここにはクサリが2本あって、一瞬、躊躇したが、先行の若者が右側のクサリを登って行ったので、それに習って右側を登って行った。 このクサリ場を登り切ると、雪渓が現れた。今日は保険のつもりで軽アイゼンを持って来たが、アイゼを装着するほどではない。 |
さらに2m位のロープ場を越えると、3つ目のクサリ場が現れた。
3番目のクサリ場 |
上部 |
登り切った所にシャクナゲの群落 |
2段のクサリを登り切った所に展望台のような岩があり、シャクナゲの群落があった。展望も良く谷川や苗場、巻機などがズラッと並んで見えた。
最初は日光白根山かと思った双耳峰は、白根山ではなく、燧ケ岳だった。
次の4番目のクサリ場へ出た。先行者が登り切るのを待った。このクサリ場が一番長いようだ。
このクサリ場を登ると、シャクナゲだらけになった。ヤッター!バンザ〜イ!
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シャクナゲ |
シャクナゲ |
道が平坦になると、ぬかるみが多くなって来た。靴が汚れることなど気にしていられない。 正面に武尊山が恰好良く見えるようになって来た。最後の登りである。 | |
ミネザクラの下を潜って行くと、今度はシャクナゲ・ロードになって来た。とにかく凄い。両サイドがシャクナゲだらけである。 シャクナゲを見ながらついに山頂へ到着。10人位が休んでいた。ここで昼食にした。 |
山頂からの中ノ岳、家ノ串山、川場剣ケ峰 |
武尊山山頂 |
山頂からの剣ケ峰山 |