相模原IC510-725霧の駅727〜844車山肩〜937車山945〜1008車山乗越〜1032車山肩(昼食)1100〜園地〜1208霧の駅 |
無性にニッコウキスゲが見たくなり、急遽、霧ケ峰へ行くことにした。
昨日まで東京五輪で4連休だったが、今日は連休明けなので高速もガラ空きで、ついスピードが出てしまう。
霧ケ峰にあるドライブイン、「霧の駅」へ予定より30分も早く着いた。すでに車が10台以上もあった。
車から降りると肌寒い。さすがに霧ケ峰高原だ。Tシャツの上から薄手の長袖シャツを着こむ。
身支度を整え、道路の反対側にある草原へ入って行く。遊歩道が2本あるが右側のビーナスライン側の道を選択。
歩き出してすぐに三脚を立てたカメラマンがいたので、ニッコウキスゲについて尋ねると、 「今年は不作で花が少ないですねぇ・・!」 と、ショッキングナな言葉が返って来た。 |
気を取り直して歩いて行くと、道から離れた所にポツンとアヤメが咲いているのが見えた。ズームで引き付けてシャッターを押した。
ここからは道端に咲く花々の写真を撮りながら登って行く。 ノアザミやヨツバヒヨドリなどが多いが、私の好きなハクサンフウロ(写真左)やハクサンシャジン(写真右)などもあって嬉しい。 |
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やっと車山(正面)と車山肩(左の鞍部)が見えて来た。 車山肩の100mほど手前まで来た時、やっとニッコウキスゲが咲いていた。しかし、ロープが張ってあって近づけない。いずれにしてもポツン、ポツンと数本しかなく、寂しい限りだ! 「私はこんなショボイ花を見に来たんじゃあねぇんだがなぁ・・・!」とボヤキが出た。 |
ここは写真を2、3枚撮っただけですぐに出発する。 すると、前方に黄色く染まった一角が目に飛び込んで来た。「あれはキスゲか?」と期待が膨らむ。 |
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近づいて行くと、やはりニッコウキスゲだった。ここも牧柵に囲まれた一角ではあるが、まさに真っ黄色に染まっていた。 よく見れば牧柵に「危険・電気牧柵」と書いてある。どうも通電しているようだ。 牧柵の中に咲いているニッコウキスゲを見ながら、私が初めて来た頃(50年前?)は、牧柵などなく、どこにでも咲いていたような気がする。何か寂しいような、やりきれない思いがした。 |
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車山の山頂は大勢の人で賑わっていた。リフトで来た観光客が多いようだ。 八島ケ原湿原から来たというご夫婦に、キスゲについて尋ねると、「ポツン、ポツンだね!」とのことだった。 これで諦めがついた。八島ケ原湿原まで行こうと思っていたが、キスゲが咲いてないなら行くのを止めよう。 |