山頂から御岳山へ向かって鞍部まで下ると、そこに「赤川ダム2500M」という標識があった。これが「南コース」の分岐である。それを左手に見送って10mも行くと、さらに左へ入る踏み跡があった(下山はこの道を下った)。そこからわずかに登ったピークに朱色の鳥居があった。何を祀っているのだろうか。 |
(@まずはこの岩を巻き) |
(Aこれらも巻いて行く) |
(Bそして岩と岩の間を登り) |
(C梯子を登ると) |
(D御岳山の山頂) |
御岳山の山頂には東稜見晴らしで会った地元のご夫婦がいて驚いた。見晴らしでは私の方が先に出発して来たのに、どこで追い越されたのだろうか。山頂で一服している時か、それとも別な道があったのか? ここからも高原山や日光連山らしき山が見えたが、上部に雲がかかって良く分からなかった。 |
教えてもらった通り、踏み跡へ入って行くと、すぐに小さな登りになった。この時、左手に道があったような気がするが巻道だと思い、真っ直ぐ登ってしまった。 そして、登り詰めたピークは視界がパーと開け、「古賀志山大神」があった。 |
すぐに、獅子落としの絶壁を正面から見るようになり、そして、その絶壁の基部を目掛けて下って行く。鎖やロープなどはほとんどなく、少々心細い。慎重に下って行った。 そして獅子落としの絶壁の真下へ出て、V字型の涸れ沢を下って行く。時々、下れなくなって戻ると岩の反対側にロープがあったりした。 |
必死で下りながら、ふと見ると正面に「モアイ像」と言われる岩が目に飛び込んで来た。お〜!モアイ像だ!と歓声を上げた。モアイ像はまだ遠く小さいが、あれは紛れもないモアイ像だ。 実は今回の山行でこのモアイ像が見られるルートを選択したかったが、どうしてもルートが分からずに諦めた経緯がある。これは、まさに怪我の功名である。 写真を何枚も撮りながら、こんなイヤラシイ道を下って来た甲斐があったと思った。 |
モアイ像からもイヤらしい下りが続く(写真左)。 そして、垂直に見える3mほどのロープを下ると、ネットで見覚えがあるヒカリゴケの洞窟へ着いた。(写真右。モアイ像から10分弱だった)。 洞窟へ入ってみたが、この季節はコケも見当たらず、ただの洞窟だった。 |
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