谷川岳肩の小屋540〜650オジカ沢ノ頭700〜731小障子ノ頭740〜751大障子避難小屋〜823大障子ノ頭843〜944吾策新道分岐〜950万太郎955〜958吾策新道分岐〜1102井戸小屋沢ノ頭(昼食)1120〜1401登山口1405〜1450ごろ・土樽駅 |
朝4時半起床。ヘッドランプを点けて休憩室で湯を沸かし、コーヒーとパンで朝食。(小屋の朝食は6時から)
東の空がオレンジ色に染まりだすと、ほとんどの人がご来光を見に谷川岳山頂へ向かったが、私は弁当をもらって5時40分、オジカ沢の頭をめざして下って行った。
振り向けば、トマノ耳にいる登山者の姿が見えた。ヤッホ−と声を掛けたいと思った。
中ゴー尾根との分岐を過ぎ、最低鞍部付近で朝日を浴びた。 オジカ沢ノ頭(右)と川棚ノ頭(左)のスカイラインが朝日に染まって綺麗だ。ここからは川棚ノ頭より、オジカ沢ノ頭の方が尖って見える。”早くあのテッペンへ立ちたい”と心が逸る。 |
土樽側の雲海が気になる。あの雲海が這い上がって来なければいいのだが・・。 小屋のご主人に、「今日は西高東低になり、風向きも変わる。もっても午前中でしょうねぇ・・」と言われて来が、何とか下るまでは晴れていてほしい。 (谷川岳を振り返る) |
オジカ沢ノ頭が大分近づいて来た。
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最初のピークの岩場を登ると、さらに奥に2つのピークが見えた。 近づいて行くと、かなり痩せた岩稜(写真左)で、”ちょっと嫌らしい”と思ったが、左へ巻いてからクサリで登る(写真右)。 |
登り詰めた所が山頂かと思いきや、奥にまだ2、3のピークがあった。そう簡単には登らせてはくれない。 斜面が緩やかになり、俎ー山稜の写真を撮ろうとした時、避難小屋が見えた。 そして、ついにオジカ沢ノ頭へ立った。「オジカ沢ノ頭へ立ったぞ〜!」 |
突然、小さなピークに標識が見えた。小障子(こしょうじ)ノ頭だった。「こんなに早く着いちゃったの〜?」と驚く。オジカ沢ノ頭からコースタイム50分のところを31分で来てしまったからだ。 後から気づいたことだが、コースタイムはオジカ沢ノ頭から小障子ではなく、避難小屋までが50分だった。私は休憩込みで51分だった。 |
大障子避難小屋はドアの具合が悪く、中を見ることは出来なかった。 |
やっと登り詰めた所(写真左)が山頂かと思ったが、左手奥に本物の大障子ノ頭が見えた。 大障子ノ頭へ、8時23分着。 |
私が岩場で苦戦している時、昨夜、肩の小屋で一緒になり、「明日は平標まで行く」と言っていた旦那さんが追いついて来た。この寒いのにTシャツ姿なので驚いた。
(岩場を下る半袖のオジさん) |
大きな石や岩が現れると、山頂らしきピークが見えた。「ヨイシャー!」と気合を入れて登り詰めると、そこは山頂ではなく、吾策新道との分岐だった。万太郎山へは90度左へ曲がって行く。 |
稜線をわずかに進んだ所に万太郎山の山頂があった。 せっかく立った山頂は、雨で何も見えない。一服してすぐに下山にかかる。 |