2012年10月31日(水)
自宅520−八王子IC−(中央・圏央・関越・上信越)−725下仁田IC−804三段の滝登山口815〜845三段の滝〜904滝の上部〜930二子岩分岐940〜1029稜線〜1039碧岩・大岩分岐〜1125大岩1145〜1221碧岩・大岩分岐〜1258碧岩1306〜1341碧岩・大岩分岐1350〜1454三段の滝登山口 |
今年の5月に「西上州のドロミテ」といわれている (南牧村付近から:左手前が大岩、右が碧岩)
この山は「西上州のマッタ−ホルン」といわれ、知る人ぞ知る群馬県の名峰だという。そうと知ったからには何が何でも登らずにはいられない。そこで「どうせ登るなら紅葉の時に!」と思い、じっとその時を待っていたのである。 |
(R108から左の橋を渡ると駐車場) |
(駐車場のトイレ) |
(目が覚めるようなドウダンの紅葉) |
登山口に登山ポストがあったが、記入する用紙がなかったのでそのまま出発。8時15分。 案内板に、「三段の滝へのルートは隣のグランドを通り、その先左へ、居合沢に沿って登って下さい」と書いてあったので迷うことはない。 丸太の橋を幾つも渡って行くが、朽ちかけた橋があって怖い。それに丸太が濡れているので滑りそうだ、と思っていた矢先にツルンとやった。危ない危ない! ところで、ここに熊はいないのだろうか。この山にたった一人しかいないと思うと心細い。最近は住宅地まで熊が出没しているというから、どこに出ても不思議ではない。注意して行こう。 |
そこから沢を詰めて行くと標識があってホッとした。そこが二子岩との分岐だった。こんな沢の中に分岐があるとは思わなかった。 とにかく変な所を登ってしまい、もうヘトヘトだった。ここで一服してから熊鈴を付けた。 |
ここから左手の急斜面を1分も登るとみどり岩沢になり、その沢を登って行く。沢は踏み跡が分かりにくいため、ビニールシートの道しるべでも助かる。 12、3分も登ると標識があった。道は間違えていないようだ。 |
ここから左手の涸れ沢を行くと、すぐに右手を高巻して登って行くようになった。ドンドン沢から離れて行く。 所々に落ちている紅いモミジの葉が綺麗だ。途中から左手に碧岩らしい岩峰が見えた(写真)。背後にも岩峰が見えるが、あれはタカノス岩だろうか? |
稜線近くなると紅葉も良くなって来た。しかし道はかなりの急登だ。その急登を登ると左手へなだらかにトラバースするようになり、稜線へ出た。 しかし、当然あると思った標識がない。私はこの稜線が分岐で左が碧岩、右が大岩だと思い、大岩へ行くため右へ3、40mほど進んでみたが道が怪しいので引き返し、反対に左側を進んで行った。 |
稜線を10分ほど進んだ所に標識があり、碧岩と大岩の分岐になっていた。この標識を見てやっと安心することが出来た。 まずは予定通り大岩へ行くことにした。大岩からマッターホルン(碧岩)が見たいからだ。 |
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大岩へ向かって行くと、目が覚めるような真っ赤に紅葉したモミジがあった。 大岩の肩への登りは、紅葉したドウダンを掻き分けるようにしながら登って行く。 |
(手前のピークから見た大岩) |
(紅葉のドウダンを掻き分けて行く) |