カタクリ紀行
三毳山 (みかもやま)

(229m、栃木)


カタクリの群生地「カタクリの園」。見事な群落に感激!

2006年4月1日(土)
カタクリの里〜竜ガ岳(山頂)〜カタクリの園〜三毳神社奥社


〔車、日帰り〕
相模原530−稲城IC915−首都高速−東北道−佐野藤岡IC−カタクリの里駐車場945〜カタクリの里〜1038竜ガ岳(山頂)〜カタクリの園〜三毳神社奥社〜1530カタクリの里駐車場

 まずは写真からどうぞ!


駐車場からの三毳山

カタクリの花(1)

カタクリの花(2)

カタクリの花(3)

カタクリの群落(1)

カタクリの群落(2)

開花前

三毳山の山頂

カタクリの園(1)

カタクリの園(2)

カタクリの園(3)

カタクリの園(4)

 栃木県の佐野市にある「三毳山(みかもやま)」に、3月中旬から4月上旬にかけて、200万本ものカタクリの花が咲くと聞いて、早速、仲間を誘って出かけることにした。

 今日は天気も上々。朝5時半に車で家を出た。途中でMOさんを乗せ、さらにNさんを乗せて中央高速から首都高を目指して行く。しかし、三宅坂のはるか手前から渋滞にはまり、思わずため息が出た。
 今は桜も満開、しかも今日は絶好の行楽日和である。首都高が混むのも当然かも知れない。

 何とか東北道に入ってホッとした。田舎者は首都高を走るだけで疲れる。東北道は順調に流れ、蓮田SAへ8時45分着。ここでMさんと合流した。Mさんを大分待たせてしまった。

 東北道からは、遠くに真っ白い山が見えた。きっと日光連山だろう。
 佐野藤岡ICからは目の前にボッテリした山が見えた。山というよりは森といった方がふさわしいような、山屋には登高意欲も湧かない低い山だった。

「あれが三毳山かもしれない」と思いながらも、「どうせなら、もっと高い山であってほしい」と願ったが、残念ながらそれが三毳山だった。

 佐野藤岡ICを降りてR50を右(小山方面)へ進み、三つ目の信号(大和田西)を左に曲がると、すぐに三毳山公園東口があり駐車場がある。三毳山公園にある駐車場のうち、南口駐車場(工事中だった)、東口駐車場、西口駐車場は道路標識もあり、インターネットのMAPにも掲載されているが、「カタクリの里」の駐車場は道路標識もなければインターネットにも載っていない。

 それは、前者は県の管轄であり後者は市の管轄だからだという。それを聞いた時、「なるほど、いかにもお役所的だ」と変なところで納得してしまった。

 その東口駐車場を見送って線路沿いの道を左に曲がると、ガードマン2人が交通整理をしており、近くの駐車場へすんなり止めることが出来た。ここは300台も置ける一番大きな駐車場である。ただし、カタクリの季節だけ有料で500円也。

 出かける準備をしている間にも、続々と団体さんが通って行く。
 「カタクリの里」へ向かう途中には、露天が数店あり、ヤキソバや缶ビールぐらいなら買える。

 駐車場から10分も歩くとカタクリの群生地になった。カタクリの花は山の斜面いっぱいに咲いていた。凄いの一言だった。こんな群落を見たのは初めてだった。
 しかし花は4、5日遅かったようで、すでに盛りを過ぎていた。それでも200万株といわれる群落はさすがに見事だった。

 カメラを持って、盛りを過ぎた花の中から、若々しくピチピチした花を見つけてはシャッターを押した。
 群生地の上まで来ると、ここから引き返す団体さんも多く、やっと人混みから開放された。

 鉄塔が建つ山頂(竜ガ岳)へ10時38分着。さほど広くない山頂で弁当を広げている人もいたが、我々は中岳へ向かって下る途中で昼食にした。たとえどんなに低い山でも、山で飲むビールと弁当はうまい。

 山頂広場まで来ると、標識に「カタクリの園まで400m」(200mだったかも知れない)と書いてあった。「え、そんなに遠いの?」と一瞬躊躇したが、近くにいた人に聞いてみると「一見の価値はある」と言われ、坂道を下って行くことにした。実はこれが大正解だった。

 この三毳山にはカタクリの群生地が二箇所あり、「カタクリの里」はすでに花の盛りを過ぎていたが、この「カタクリの園」は、まさに真っ盛りだった。雑木林の斜面いっぱいに咲いたカタクリは、一輪一輪は濃い紫色をしているが、陽光を浴びているせいか薄いピンクのジュウタンを敷いたように見え、実に壮観で感動的だった。

「カタクリの里」は花を見下ろすように登って行くが、ここは斜面いっぱいに咲いた花を下から見上げることが出来る。こんなすばらしい光景を見ずに「カタクリの里」から引き返して行った団体さんが気の毒だと思った。

 この三毳山にはカタクリが200万本咲くといわれているが、もしそうだとすれば、この「カタクリの園」には100万本以上あるに違いない。カタクリの里では少し物足りなさを感じていたが、こんな群落を見て大満足だった。はるばるやって来た甲斐があった。
 しばらくここで花を愛でながら、写真を撮り、のんびりとくつろいだ。

 ここからは急な斜面を登って中岳へ出た。中岳の山頂にはツツジがあり、一輪だけ咲いていた。この山はツツジの名所でもあるらしい。

 三毳神社奥社には桜の木がいっぱいあった。しかし、まだ1分咲きだった。あと4、5日もすれば満開になり、そざかし見事だろうと思った。ここからは関東平野が見下ろせた。けして低い山だからとバカにできないすばらしい展望だった。

 東入口へ戻る途中に、モモの花かと思ったほど濃いピンクの桜が満開だった。シュゼンジ・カンザクラと書いてあった。ミツバツツジも咲き出していた。ここはやはり花の名山だった。
 東入口からさらに車道と脇道を30分ほど歩いて駐車場へ戻った。帰りは岩槻ICで降りて一般道で帰って来た。

【アドバイス】
 カタクリの園へ行く場合は、東口駐車場から行った方が近い。カタクリの里とカタクリの園の両方へ行きたい場合は、カタクリの里へ車を置いてカタクリの里、カタクリの園と廻って東口駐車場へ下るか、またはその逆コースがよい。

【三毳山に咲いていたカタクリ以外の花】

シュゼンジ・カンザクラ

ミツバツツジ

スミレ

ニリンソウの群落

サンシュウ