(1,641m、山梨県)
自宅600−相模湖IC−一宮御坂IC−(R137-神座山林道)−745檜峯神社757〜817トビス峠〜905神座山910〜1045釈迦ケ岳1120〜1140檜峯神社分岐〜1239檜峯神社 |
2週間前に行ったばかりの御坂の釈迦ケ岳へ再び行くことにした。前回は天気が悪くピラミダルな釈迦ケ岳を見ることが出来ず、諦めがつかないからだ。
昨夜の天気予報で、「明日は全国的に晴れで、お出かけ日和になるでしょう」と聞いて、じっとしていられなくなった。急いでガソリンを満タンにし、日帰り用の荷物をザックへ突っ込んだ。
朝6時に出発。空には雲が広がっていたが、その雲も時間と共に消えて、ピーカンになって来た。
笹子トンネルを出ると雪を抱いた南アルプスがお出迎え。甲斐駒や鳳凰、白峰三山から荒川、赤石などオールキャストである。こんな素晴らしい景色の中を高速で走ってはもったいない。釈迦堂パーキングへ寄って展望を楽しんだ。そして、今日こそは御坂のピラミッド峰・釈迦ケ岳が見えるだろうと期待が膨らむ。
一宮御坂ICで降り、御坂みち(R137)を河口湖方面へ向かって行く。前回は満開だった桃の花はもう散り出していた。
この辺は高度が高いせいか桃の花がまだ咲いていた。
とにかく桃畑の中を標識に従って登って行くと、ゲートが現れる。これで一巻の終わり!ではない。これはイノシシ除けのゲートなので手で開閉できる。 1月に来た時は鳥居の先で路面凍結のため引き返している。したがって、釈迦ケ岳はこれで3回目の挑戦ということになる。 道は舗装こそしてあるがデコボコ道である。神社近くなると「釈迦ケ岳・第三登山道」の標識が現れる。神社から釈迦へ直登コースで登下山する人はこの標識を見落とさない方がいい。 |
檜峯神社は想像していたよりも広く立派だった。駐車場も2か所あり、先客の車が2台止めてあった。トイレもあった。 身支度を済ませ、まずは神社で参拝。山の安全を祈願した(トビス峠は神社の前から登る)。 |
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標識に従って「トビス峠」を目指して行く。 5分ほど歩いて杉林から落葉樹に変わる所の分岐で左折。ここには標識がないので注意が必要だ。 所々にカタクリがあったが、花は1輪しか咲いていなかった。 |
あっと言う間にトビス峠へ着いた。ここは大栃山との分岐にもなっている。標識には「神座山・釈迦ケ岳、1時間10分・3時間」と書いてあった。ここから大栃山へ行く人も多いようだが、私は左手の神座山を目指して行った。 ここは主尾根なので歩きやすくていい。前回は上芦川から登ったが、落ち葉で登山道が埋もれ滑って転倒してしまったが、ここは転倒するような所はない。 | |
気が付けば、左手の樹間からまさにピラミッドのような釈迦ケ岳が見えるではないか! お〜! ピラミッドだ〜! 私はこれが見たくてやって来たのである。早く神座山まで行って遮るものがないピラミッドが見たい。 右手にも八ケ岳や南アルプスが見えるが、樹木が多くて写真は撮れない。今日は釈迦の山頂から富士山も南アもバッチリ見えるだろうと思うと心が逸る。 |
わずかに下って急な登りになったので、「これが大ふな山の登りかな?」と思ったが、登り切ると、そこに「神座山」の標識があった。え、神座山?、ついに神座山へ到着。 「神座山へ着いたぞ〜!!」 私にとって今日はここが最大の目的地なのである。それはここから見る釈迦ケ岳にある。 ここから見る釈迦ケ岳こそ、まさにピラミッド峰ではないか。やっと3回目にしてその山容を見ることが出来た。チョ−嬉しい! |
(神座山からの釈迦ケ岳。まさにピラミッド峰だ!) |
(釈迦ケ岳をズーム) |
途中で樹間から十二ケ岳や節刀ケ岳が見えた。写真を撮っていると、何と富士山も見えるではないか。山頂に少し雲がかかっているのが残念だ。 釈迦ケ岳が大分近づいて来た。迫力満点だ。 |
ロープがぶら下がった岩場も前回登っているので楽勝だ。最初のロープ場を過ぎると開けた所があり、八ケ岳や南アルプスが見えた。甲斐駒から聖までまさに勢揃い。 私と入れ替わるように下って来た若夫婦が写真を撮っていた。 |
最初はなだらかに下って行くが、次第に急な下りになって来た。それもそのはず、ここは釈迦ケ岳の北面を一気に下るのだから当然といえば当然なのだが・・。木やロープに掴まりながら下って行った。 道の脇にはトラロープがあるのでそれと分かるが、ロープが無ければ落ち葉で登山道が分からない。さらに落ち葉やザレで足を滑らせないように注意しながら下って行った。 |
途中から釈迦ケ岳が見えた。しかし、ここからはあの端正な三角錐には見えなかった。 |
そして、4分ほどで少し広めの林道へ出た。そこに「第三登山道」の標識があった。朝来る時に見た標識だった。 ここからは林道を登って行く。9分で檜峰神社の駐車場へ着いた。駐車場には7、8台の車があり、下の駐車場にも5、6台あった。 予定より早く下って来たので、帰りは国道20号線で帰って来た。 釈迦へ最短距離の上芦川からのコースは→こちら |
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