「シャクナゲ紀行」
A瑞牆山−1/2


みずがき山自然公園から見た瑞牆山


2016年6月1日(水)

みずがき林道P〜不動滝〜瑞牆山〜富士見平小屋〜みずがき林道P

自宅−510相模原IC−610須玉IC−(R141-R601-R23-R610)−650みずがき林道P656〜702みずがき山自然公園〜729林道終点〜835不動滝845〜1043瑞牆山1115〜1303富士見平小屋1310〜1357みずがき林道P

 瑞牆山にシャクナゲが多いと知って、今年の「シャクナゲ紀行」は瑞牆山と決めていた。
 当初は来週出掛ける予定だったが、今年は開花が早いというので、日程を早めて出掛けて行った。

 しかし、シャクナゲはすでに盛りを過ぎ、道端に散った花びらを見て、「俺は散った花びらを見に来たんじゃあねぇんだがなぁ・・・!」とボヤいていたが、山の中腹から上はまさに真っ盛り、シャクナゲのトンネルだった。

まずは、真っ盛りのシャクナゲからどうぞ!

 今回は「みずがき山自然公園」を起点に、不動滝から瑞牆山へ登り、下りは富士見平小屋経由で、みずがき山自然公園へ戻る周遊コースである。

 中央高速の須玉ICで降り、みずがき湖(塩川ダム)で左折、川上・黒森方面(R610)へ入り、「みずがき山自然公園」をめざして行った。

 みずがき林道に入ると、すぐに右手の登山道に「富士見平小屋」の標識が見え、その左手に5、6台の車が止まっていたので急いで車を止めた。(ここまで須玉ICから40分)。
 ここは、みずがき山自然公園より手前の駐車場だが、帰りの歩道歩きが省略できるのでGOODだ!

 急いで準備を済ませ、6時56分に出発。

 舗装道路を緩やかに登って行くと、5、6分で「みずがき山自然公園」へ着いた(写真左)。広い芝生のテント場にはテントが2張、駐車場には車が5、6台止まっていた。

 ここからは瑞牆山が目の前にドガーンとそそり立っているが、逆光で怪獣の背中のようにしか見えない。帰りに写真を撮ろう。

 反対側にある甲斐駒ケ岳(写真右)がいい。もう一度あの黒戸尾根を登ってみたいとの思いが一層強くなった。

 いよいよ不動滝をめざして林道を歩いて行く。登山道の標識はなく、「本当にこの道で良いのだろうか?」と不安になった頃、小川山林道へ出た。
 ここを右折して行くと、すぐにダートになった。ブナやミズナラの森林は爽やかですがすがしい。

 林道終点には車が2台あった。ここから瑞牆山をピストンしているのだろうか。それとも山菜採りだろうか?
「熊に注意」の案内板があった。今日は熊鈴を持って来なかったので、注意しながら行こう。

 登山道を10分も歩くと、樹木の間から瑞牆山の岩峰が見えた。登高意欲が誘われる。

 登山道を歩いていると、足元にミツバツツジの花びらが落ちていた。見上げればミツバツツジがチラホラと咲いていた。

 ちょっとした岩場を登ると、シャクナゲの木が多くなった。しかし、花は少ない。盛りを過ぎ散り掛けた花と咲殻だけだった。

 そんな咲殻を見ながら歩いていると、突然目の前に大岩が現れた。岩の左を巻いて行くが、岩を見上げると首が痛くなる。
 深田久弥氏は、「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているようだ」と表現したが、まさにピッタリのような気がした。

 綺麗なシャクナゲが咲いていないかとキョロキョロしながら歩いていると、有りました。やっと数輪だけ咲いていた。

 沢へ出ると、ミツバツツジとシャクナゲが一緒に咲いていた。

 沢から離れ急な登りになると、シャクナゲのトンネルになって来た。しかし、花は色あせて散り出している。「やっぱり遅かったか〜!」とため息が出た。
 不動滝近くなると、シャクナゲも群落になって来た。そして左手には大きな岩が連続して現れる。岩というよりも岩峰という方がふさわしい。さすがに「岩がニョキニョキ生える」瑞牆山だ。

 不動滝は水量が少なく迫力はないが、左手の岩峰が魅力的だった。首が痛くなるほど見上げながら休憩。


(写真左:右手に見える白く細いのが滝)

 歩き出してすぐにシャクナゲの群落があった。盛りは過ぎているが、まだまだ見られる。

 さらに、凄い群落になって来た。右も左もシャクナゲだらけである。こんなに多いシャクナゲを見たのは十文字峠以来だ。ここは十文字峠よりも多いかも知れない。


「シシクイ坂」のロープ場にもシャクナゲが咲いていた。ロープに掴まりながら写真を撮った。

 シシクイ坂を登って5分ほど過ぎた所に、「右:矢立岩、△:摩天岩」の案内板があった。そこから前方右手を見て驚いた。何と山の斜面がシャクナゲだらけだった。ただただ凄いの一言に尽きる。