(群馬県)
|
|
|
自宅−515相模原IC−(圏央・関越)−550高坂SA615−渋川伊香保IC−(R353−R55−R292−R405)−907野反湖・富士見峠・第一駐車場934〜951弁天山〜1117エビ山〜1210高沢山1218〜1240カモシカ平(昼食)1325〜1358高沢山〜1450エビ山〜1534湖畔との分岐〜湖畔沿いの道〜1635富士見峠 |
群馬・長野・新潟の県境にある野反(のぞり)湖に、ニッコウキスゲが群落で咲くという。
尾瀬のニッコウキスゲはシカ害でほぼ全滅に近く、今やニッコウキスゲの群落は貴重になった。
そんな貴重なキスゲを見るため、仲間を誘って出かけることにした。
関越道の高坂SAへ6時集合。渋川伊香保ICで降り、一般道を2時間近くも走って、やっと野反湖の第一駐車場へ着いた。
出来ればキャンプ場へ車を一台デポすれば、カモシカ平からの帰りが楽なのだが、花の季節は「駐車場がすぐに満車になる」と訊いて諦めた。 しかし、広い駐車場にあるのは5,6台だけ!騙された思いだが、仕方がない。ここから往復しよう! (写真は第一駐車場、左奥が休憩舎) |
車から降りると、周りにニッコウキスゲやハクサンフウロなどが咲いていた。 (左:ニッコウキスゲ、右:ハクサンフウロ) |
休憩舎まで行くと、眼下に黄色い絨毯を広げたようなキスゲの群落が広がっていた。感激!
|
|
7、8分で弁天山南の標識があった。ここは弁天山をトラバースする巻道の分岐のようだ。 そこから10分ほどで弁天山へ着いた(写真右)。石像は七福神の弁天様だろうか。ここで水分補給。 |
ここから、緩やかに下り、そしてエビ山の登りになった。下から見た時は大した登りには見えなかったが、まさに一気の登りである。心臓をバグバグさせながら登って行く。 (手前のボッテリしたのがエビ山) 20分ほど登り、なだらかになった所で休憩。 |
次なるピークは高沢山である(正面)。目的地であるカモシカ平は、あの高沢山を反対側へ下った所にある。 高沢山へ登って行く途中にクルマユリが咲いていた。アルプスへ行かずともここで充分花が楽しめる。 |
さらに登って行くと単独行のオジさんが下って来た。そのオジさんは、「凄いですよ〜!花で真っ赤ですよ!感激です〜!」と本当に感激しているようで、キスゲで「真っ黄色」というのは分かるが、「真っ赤」と言ったのはよほどコウフンしていたのだろう。
それを訊いた我々は、俄然、テンションが上がる!
しかし、暑くてピッチはあがらない。ヘロヘロになって高沢山へ着いた。ニッコウキスゲを見るのも楽じゃあない!
高沢山から、わずかに下ると正面に草原のような斜面が見えて来た。こんな山奥に草原があるなんて信じられないが、あの草原の麓にニッコウキスゲが咲くカモシカ平がある!
さあ、早くキスゲを見に行こう! (実際は草原ではなく、笹だった) |
これほどのキスゲは見たことがない。右も左もキスゲだらけである。感激!思わずバンザイしてしまう人も・・! 私のタオルがキスゲ色に染まってしまった。全身、キスゲ色に染まってしまいそうだ! |
しかし、帰路といってもすぐに高沢山の登り返しになる。気合を入れて登って行く。
エビ山から30分ほど下った所の分岐から、湖畔へ下って行った。もう弁天山を登りたくないからだ。
|