コマクサ紀行
A北ア・蓮華岳〜針ノ木岳・・1/3


針ノ木岳の下りから見た蓮華岳。手前が針ノ木峠、小屋が見える。


2015年7月31日(金):1日目

針ノ木雪渓〜蓮華岳〜針ノ木小屋(泊)

自宅−420相模原愛川IC−(圏央・中央・長野)〜安曇野IC−705扇沢730〜(正規でないコース)〜840大沢小屋845〜912雪渓930〜1050昼食1115〜1313針ノ木小屋1335〜1502蓮華岳・奥宮〜1507蓮華岳1523〜1612針ノ木小屋

 今回は「コマクサ紀行」である。
 当初は、先週行く予定だったが、天気が悪そうなので一週間遅らせた。果たしてコマクサはまだ咲いているだろうか。

 今日中に蓮華岳へ登ってコマクサが見たいので、家を早めに出た。

 扇沢へ着くと、市営の無料駐車場はすでに満車で、仕方がなく有料駐車場へ止めた。たとえ有料でも車が止められてホッとした。今年は爺ケ岳の登山口の駐車場が使用できないため、爺、鹿島槍方面へ行く人達が扇沢の駐車場を使用するからだ。

 準備を済ませ、7時30分に出発。

 バスターミナルの左手に登山口があり、入山届を出して行く。

 樹林帯の中を進んで行くと、車道へ出た。ここは何度か車道と交差するはずである。すぐに「登山道」の標識があり、樹林帯へ入って行く。


 何回か車道と交差し、そのまま車道を進んで行くと、左手にダートの林道が分岐した。標識はない。「?」、一瞬迷ったが、沢沿いに行くのだろうと思ってダートの林道を進んで行った。(これは誤りだった)

 正面のスバリ岳から赤沢岳の稜線を見ながら歩いて行く。

 15分も歩くと林道の踏み跡が薄くなり、草が生えている所もあった。「これは正規の登山道ではない」と思ったが、もう遅い。どうせ雪渓へ出るだろうと勝手に決めつけて進んで行った。


 すると、砂防ダムの堰堤が現れ、丸太の梯子があった。これを登山道といわずして何んだろう!必ず雪渓へ出るに違いない、と確信を持った。
 梯子を登ると雪渓が現れた。所々にピンクのリボンが付いていた。そのリボンに導かれて行くと、沢へ出た。渡渉は無理だ!

「これ、どうやって渡るの?」、ここで行き止まりか?と思った時、橋が見えた。梯子を横にした上にロープが張ってあった。ヤレヤレ、疲れるなあ〜。
 沢を渡り、リボンに導かれながら、かなり怪しい道を進んで行くと、ヒョッコリと大沢小屋の前へ出た。
 (この道は冬山や崖崩れなど非常用の迂回路だそうだ)

 大沢小屋の前で一服。汗だくの身体に涼しい風が吹き渡って来た。

 小屋から20分少々で大雪渓へ降り立った。ここで軽アイゼンを装着する。(写真左)

 雪渓の上は涼しくていい。ただ半袖シャツなので腕の日焼けが心配だ。

 雪の上は汗をかかないのがいい。今日は”快調に登っている”と思ったが、振り向けば、すぐ後ろに10人以上が繋がっているではないか!(写真右)

 二股(マヤクボ沢?)付近では、小屋の方がコースを変更するため、コイノボリの位置を変えていた。雪渓は毎日変わるというから、コースも時々変える必要があるのだろう。

 二股を過ぎ、右手の雪のない斜面で昼食にした。


 雪渓も終わり、アイゼンを外して夏道を登って行く。

 やがて、沢の音が聞こえ、水場へ出た。これが最高に美味かった。

 ガレ場(写真右)を登っている時、左足の太ももがつってしまい、しばらくわめいていた。
 ザレ場の途中に、もう散りかけたチングルマが咲いていた。アオノツガザクラもあった。

 ガレ場を登り切った所が針ノ木峠で、針ノ木小屋があった。お〜、やっと小屋へ着いたゾ〜!

 小屋でチェックインを済ませ寝床を確保してから、ビールを買ってアタックザックに詰め込んだ。いよいよ”日本一のコマクサ群生地”ともいわれる蓮華岳である。