(1,860m、愛媛、高知) 196座
2011年10月9日(日)
寒風山登山口545〜645桑瀬峠〜807寒風山820〜1010笹ケ峰1035〜1208寒風山1225〜1300桑瀬峠1310〜1342寒風山登山口 |
昨日は石鎚山を登って西条へ泊り、今朝は5時前に宿を出た。朝が早いこともあってR194はガラ空きで、カーナビでは登山口まで1時間と表示されていたが40分で着いた。(寒風山トンネルを出てすぐ左折)
駐車場にはすでに5、6台が止めてあった。きっと車中泊の人もいるのだろう。周りはまだ真っ暗である。
外は寒いのでしばらく車の中にいたが、ご夫婦がヘッドランプを点けて出かけたのを見て、私も出かけることにした。5時45分発。
空はだいぶ明るんで来たが登山道は暗い。ヘッドランプを点けて歩き出す。しかし10分も登るとヘッデンがなくても歩けるようになって来た。
30分ほど歩くと「桑瀬峠25分」の標識が現れ、樹木の間からオレンジ色の朝日を浴びた。 ここは森林地帯のせいか風もなく、しっとりと汗をかいた。今日は昨日の石鎚山より距離が長いので、ゆっくりと歩いて行く。 |
|
森林地帯を抜け出して低木になると、道端にリンドウが沢山咲いていた。ムラサキ色が目を引く。 |
|
稜線が近づいて来た。峠かなと思ったが、そこからトラバースして行く。そして、すぐに寒風山が姿を見せた。ネットで見たあのゴツゴツした岩山だ。桑瀬峠は目の前にあった。 |
桑瀬峠へ6時45分着。ちょうど1時間だった。 ここは寒風山と伊予富士の鞍部にあり、一帯はササに覆われ見晴が良い所だ。 (写真左:桑瀬峠) (写真手前:桑瀬峠から伊予富士、瓶ケ森方面) |
寒風山へはササに覆われた登山道を行く。ササといっても今年の7月に登ったペテガリ岳のようなヤブコギはなく、ズボンを朝露で濡らすこともない。 ゴツゴツした寒風山を左正面に見た時、右奥にボッテリした山が見えた。あれが笹ケ峰だろうか。 |
アルミの梯子を登ると、頭上に大きな岩塊が見えた。それを右側から梯子やロープを伝って巻いて行くと、岩塊の後ろ側へ出た。せっかくなので岩塊のテッペンへ行こう。縦走路から左へ5、6mだ。 そこは最高の展望台だった。地図を広げて山座同定をしたが良く分からなかった。ただ一番手前にある伊予富士が怪獣の背中のように見えた(手前の写真)。 昨日登った石鎚山はどうも見えないようだ。 |
次のピークを目指して行くと、途中で下りになり「寒風山25分」の標識があった。ここは右側からトラバースして行くようだ。そういえば途中に獣道のようなモノがあったが、あれがピークへ行く道だったようだ。帰りに寄っていこう。 石や岩がゴロゴロした所を登ると、ササに覆われたなだらかな道になった。私は寒風山は岩場の山かと思っていたので、ちょっと調子抜け。 |
道端にフウロが咲いていた。ここに咲くフウロはハクサンフウロではなく、きっとイヨフウロ(別名シコクフウロ)に違いないと思った。 |
岩塊を巻いて笹に覆われた斜面を登って行くと、ボンヤリと標識のようなモノが見えて来た。そして女性2人の先客がいる寒風山へ到着。先客は昨夜は丸山荘へ泊って縦走しているという。 ここからは笹ケ峰とちち山がバッチリ見えた。笹ケ峰は名の通りササに覆われた山のようだ。あそこまでかなり遠く感じるが、本当に1時間半で着くのだろうか。 |