(1,052m 埼玉県)
自宅450−(R16・R299)-648一の鳥居700〜755妻坂峠805〜841武川岳855〜921妻坂峠(大持山へ) |
久しぶりの山行で胸がワクワクする。
今日は奥武蔵の武甲山の南東にある武川岳と大持山、小持山である。アカヤシオが咲くにはまだ早いだろうが、そんなことはかまっていられない。とにかく山へ行きたくてうずいていた。
朝4時50分に家を出てR16、R299を飛ばして行った。一の鳥居へカーナビの到着予定時間より30分以上も早く着いた。車はまだ6台しか止まっておらず、余裕で駐車することが出来た。
準備を済ませ7時ジャストに出発。ほとんどの人が武甲山へ向かうが、私は反対に鳥居を潜って妻坂峠をめざして行く。 林道を2、3分も歩くと分岐があった。左が妻坂峠であるが、林道のように広い道で驚いた。 その分岐にあった「熊さんにお願い」というのが面白い。我々は熊さんの生息地へ入って行く訳だ。 |
林道のような広い道を登って行く。妻坂峠は昔は秩父と江戸を結ぶ重要な交易路の一つだったというから、ここを商人や旅人達が大勢行き交ったのだろう。 右手の沢の対岸に雪渓があって驚いた。今年は記録的な大雪だったが、その雪がまだ消えない。 ついに雪渓へ出た。雪渓を直登するのかと思ったが右へトラバース。そして始まったばかりの淡い新緑の中を登って行く。 |
支尾根へ出ると、右手にミツバツツジが咲いていた。ちょっと寄り道をして写真を撮った。 また雪渓が現れた。そこも雪渓を登らず巻いて行く。 |
道端にはネコノメソウやヒトリシズカなどが咲いていた。
(ネコノメソウ) |
(コガネネコノメソウ) |
(ヒトリシズカ) |
そして、ついに憧れの妻坂峠へ着いた。お地蔵様と一本のミツバツツジが迎えてくれた。
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ここにはベンチもなく、周りに沢山咲いていたハシリドコロの写真を撮り、水分を補給しただけで武川岳へ向かって行った。 ここから武川岳へは急登だとは聞いていたが、まさにその通りだった。一歩一歩気合を入れて登って行く。時々、カタクリが咲いていないかとキョロキョロする。葉は沢山あるが花がない。もう終わってしまったのだろうか。 |
急坂を登り切った所に、そのカタクリがあった。「あったぞ〜!」と一人で吠えた。 杉林のピークを登り切った所にもカタクリが咲いていた。いやいやよく見ればカタクリだらけではないか。もう日差しを受けて開いているものもある。 |
8時41分、武川岳へ着いた。妻坂峠から36分。この間、アキレス腱を伸ばしっぱなしだった。 山頂は広く、ベンチもあった。展望は樹木が多くイマイチだった。日差しを浴びながらベンチで休憩。誰もいない山頂は静かだ。 ここから伊豆ケ岳が見たいと思い、元気プラーザの方へ少し行ってみたが、樹木が多く諦めた。 |
武川岳からの武甲山 |
山頂付近からの大持山(左)と小持山(右) |
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