(1,103m、山梨県)
自宅500−540相模湖IC入口前−上野原−(R33−R18)−620西原・坪山登山口640〜御岳神社〜646東西コース分岐〜831坪山907〜946東西コース分岐〜951登山口(トイレがある方の橋) |
昨年の暮れに山仲間から、上野原の坪山にヒカゲツツジが咲くと聞いて驚いた。私は九州の市房山と尾鈴山でヒカゲツツジを見たことがあるが、それ以来見たことがなかったので、てっきり九州にしか咲かない花だと思っていた。それが何と隣町とも言える上野原に群生して咲くという。
さらに、イワウチワやミツバツツジ、イワカガミなども咲くと聞いて、今年は何としても行こうと思っていた。
そして、その時をじっと待っていた。しかし今年は桜の開花も例年より4、5日遅く、ヒカゲツツジが咲く”その時”を判断するのが難しい。そこで、「もし咲いていなかったら来週また行けばいい」と思い、まずは行ってみることにした。
朝、5時に家を出た。知人から「駐車場はすぐに満車になってしまう」、と聞いていたからだ。
まずは相模湖を目指して行き、相模湖駅前からR20で上野原を目指して行く。
上野原の商店街を通過し、本町の信号から50〜60m先のY字路を右折してR33に入る。5、6Kmほど走ると十字路があった。これを左折してR18に入り、「小菅」方面へ向かって行く。
R18は1車線の所もあるが、すぐに2車線になった。かなり山奥へ入り、少々不安になった頃、「びゅう館」の案内板があってホッとした。
左手の西原川の対岸を注視しながら行くと、登山口のトイレらしいモノが見え、さらに進んで行くと対岸に御岳神社の鳥居が見えた。「ここが登山口だ!」と安堵。少し先でUターンして八ツ田バス停近くに路駐した。しかし、周りに車は1台もない。こんな所へ路駐して大丈夫だろうか? (R20からここまで約18Km、約30分)
(写真は八ツ田バス停前から上野原方面を見たもの。正面の橋が八ツ田登山口、右手に公衆トイレが見える。 また、帰りに気付いたことだが、あの橋のすぐ先の左手に駐車場があった。工事関係者の車が5、6台止まっていたが、若干、余裕があった。 さらに、びゅう館との中間点あたりにも駐車場があった) |
先ほどから降り出した霧雨が気になる。しばらく様子をみるが止む気配はない。来る時は「天気が悪かったら登らずに帰ろう」と思ったが、この程度の雨で山屋が引き返す訳にはいかない。
雨具を着込んで6時40分出発。まずは車道を歩き、鳥居の前で小さな橋を渡る。橋の所には「坪山登山口」の標識があった。 鳥居の下に賽銭箱が置いてあったが、神社は見えなかった。 |
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鳥居の前から左手に登って行くと、すぐに八ツ田登山口からのコ−スと合流し、東コースと西コースの分岐へ出た。西コースには「ツツジ多いコース」と書いてあった。ここは迷わず右の西コースへ。 |
すぐにネットで見覚えがある丸木橋を渡るが、雨に濡れた木が滑りそうだ。
急な斜面を2、3分も登ると平らで開けた所へ出た。そこにも標識が立っていた。
ここからすぐに檜林の中をジグを切って登るようになるが、支尾根へ出ると右側が落葉樹になって来た。
そして分岐から30分も歩くと、ミツバツツジがお出迎え。さらに4、5分も登ると、「岩うちわ」の標識が立ち、雨に濡れたイワウチワの可憐な花が咲いていた。思わず「おー!」と歓声を上げる。イワウチワを見るのは新潟の二王子岳以来だから、もう6年振りだ。
それに、びゅう館のHPに「4月14日、イワウチワ満開」とあったので、もう終わってしまったかと心配していたが、こうして薄いピンク色の花を見ることが出来て本当に嬉しい。
(まずはミツバツツジのお出迎え) |
(イワウチワ−1) |
(イワウチワ−2) |
(ひかげつつじの案内板) |
(ヒカゲツツジ−1) |
(ヒカゲツツジ−2) |
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さらに「つつじの群生地」の表示。ヒカゲツツジをかき分けるようにして登って行く。感動の連続だ! |
(イワカガミの標識とイワカガミ) |
(山頂直下の急登) |
(山頂) |
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