立門(たてかど)橋 (菊池市)    県指定重要文化財


撮影日2002年2月8日

国道387号沿いの立門(たてかど)簡易郵便局の脇を降りていくと橋がある。 案内板

上流側より見る。 橋を支えるように大きな石垣が見える。
○橋から上流を見る。 ○橋から下流を見る。さすがに水が澄み切って底まできれいに見える。
○この場所から撮る為に危なく川に落ちそうになった。

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○「立門」の白い文字が見える。案内板によると、築造時に石に彫りこみ漆喰を埋め込んだもので、橋自体に橋名を刻んだのは珍しいとのこと。

 


   この橋は避暑客でにぎあう菊池渓谷の入口に位置し旧隈府町から日田豆田に至る上津江往還の難所とされた鉾ノ甲川を跨いでいる。  石工は通潤橋を築いた宇市。  堂々たる風格を備えた大型の単一アーチ橋で、今も少しの緩みも見られない。 この橋の特徴は、高いアーチに連結して石造りの迫出し式桁橋が付随して設けられていること。

  ◎架橋 万延元年(1860年)    ◎石工 宇市
  ◎長さ 75.0m   ◎幅 3.6m  ◎高さ 11.4m  ◎径間 21.7m
  ◎拱矢 8.6m


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