東陽村の石橋3 (東陽村)  

美生川に架かる四つの橋を紹介します。


撮影日:2002年7月7日

美生橋びしょうばし)               
○案内板。 下流側から見る。

○基礎は頑強な岩盤で、輪石の厚さは43

  センチと頑丈に造られている。

   美生川の一番上流にある橋です。

   ここより上流に美生の滝がある。

蓼原橋(たではらばし)                

案内板。
   上流から2番目の橋です。

上流側から見る
   現在も車も通る頑丈な造りである。
鶴下村中橋(つるしもむらなかばし)
○案内板。
   上流から3番目の橋です。
見ての通り、生活路です。おばあちゃん二人が笑いながら渡っていった。
山口橋(やまぐちばし)               
○案内板。
   1番下流の橋です。
見ての通り薄目な橋である。


美生橋
   この橋の特徴は、水平積みで整形石が使われていることです。  昔からこの地は美人が多く生まれたことから美生の地名がついたと伝えられている。

  ◎架橋 大正6年(1917年)  ◎石工 田上甚太郎
  
◎長さ   8.6m    ◎幅   3.5m     ◎径間  7.2m     ◎拱矢  2.5m

 

●蓼原橋
   実質面を重視した堅牢な造りで、本来の橋幅1.98mをコンクリートで2.7mに拡幅され人々に利用されている。

  ◎架橋 大正3年(1914年)  ◎石工 川野
  
◎長さ   20.1m    ◎幅   1.98m     ◎径間  11.2m     ◎拱矢  3.8m
  

鶴下村中橋
   明治10年、種山組によって美生川に架けられた最初の石橋。  輪石の厚さが54cmというのは、全体の大きさから比較すると厚めで頑丈な造りになっている。

  ◎架橋 明治10年(1877年)  ◎石工 種山組
  ◎長さ   13.3m    ◎幅   2.2m     ◎径間  9.1m     ◎拱矢  3.0m

 

●山口橋
   大正4に河俣地区に造られた石橋、拱矢比5.0とへん平にできている。

  ◎架橋 大正4年(1915年)  ◎石工 川野
  ◎長さ   11.6m    ◎幅   1.5m     ◎径間  10.9m     ◎拱矢  2.1m
  


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