日光東照宮     (栃木県日光市)   その2


撮影日2002年10月12日

眠り猫   (国宝)

 本社を参拝した後は奥社に向かう。(本社は撮影禁止)
 奥社参道の入口にかの有名な左甚五郎の作といわれる国宝「眠り猫」がある。
 皆が上を向いて立ち止まるので、なかなか前に進まない。(`ε´)ぶぅー

『解説』
 
東照宮の数ある彫刻のなかで最も有名な彫刻だ。

奥社への石段

 眠り猫の裏にある、坂下門をくぐり家康が埋葬されている奥社に向かいます。

 この先には・・・な、な、なんと207段の石段があるんです!。 
 やめよ〜(・_・)☆ヾ(^^ )なんでやねん!!

『解説』
 
この辺りの長い石段は、東照宮の建築の見所の一つである。 石段は、一段毎に一枚岩を用い、石柵は一枚岩をくりぬいて作ったものである。

奥社(拝殿・鋳抜門・宝塔)  (重要文化財)


 207段の石段を登りつめると、鬱蒼とした緑の木々の中に奥社があった。(^-^)vブィ!
 拝殿でお賽銭をあげ、裏に廻ると門(鋳抜門)があり、門の前の狛犬の「奥にあるのは大事な物だ」と知っているのか表情に迫力を感じます。 その奥にある宝塔に納められているのは、家康公の神柩ということです。 廻っているうちにやっと汗が引き、しばしの森林浴です。 廻りきるころ、宝塔の脇に樹齢600年という先がない大きな杉があり、願いをすればなんでも叶う有難い杉で「叶杉」とよばれている。 何を願ったかは秘密!!(笑)

『解説』
 奥社拝殿: 
建物全体を真鍮や銅の板で覆い、その上から黒の漆が塗ってある。黒一色の地味な外観に対して、内部は金箔の柱、極彩色の鳳凰など豪華な仕様になっている。
 
鋳抜門: 扉を除いて、柱や梁などをひとつの鋳型でつくったことから鋳抜門と呼ばれている。 その大きさは高さ3.4メートル、柱間2..5メートル
 
宝塔: 宝塔に納められているのは家康公の神柩。建立以来、一度も開けられたことがない。高さ5メートルの宝塔は、8角9段の石の上にのっている。

 唐門

  奥社から降りてきて、陽明門を入った正面、本社に入る正門が唐門です。 残念ながら一般参加者はこの門はくぐれません。本社に入り、拝殿にて参拝してきました。(本社関係は撮影禁止)
『解説』
 
間口3m余、奥行2m弱のきわめて小さい建物である。 屋根には前後に夜の守りとしての唐銅製の唐獅子(俗に想像の動物恙ともいう)を飾り、昼の守りとしては、逃げない様に鰭を切った龍を飾っているが、いずれも当時の名工椎名兵庫の傑作である。

本地堂     (重要文化財)

  陽明門を出て右に行くと、鳴き龍で有名な本地堂がある。 ここも中は撮影禁止である。

 
『解説』
 
 鼓楼の後ろにある建物は、本尊が薬師瑠璃光如来(薬師如来)であることから「薬師堂」、また乱世を鎮めた家康公が薬師如来の生まれ変わりと考えられたので、本来の仏(本地)をまつったことから「本地堂」と呼ばれる。

鳴き龍

  ここの入口でいきなり券がないと入れませんと言われたが、ここの券もセットされていた。 中では撮影禁止、手も鳴らせない。 龍の解説者がいて、その人が手ならぬ拍子木をカンカンと叩くと天井の龍がビョビョビョーンと鳴く。
 
『解説』
 
本地堂(薬師堂)の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴き龍。龍の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえる。もとの絵は狩野永真安信の筆によるが、昭和36年の火災によって堂とともに焼失したため、昭和43年堅山南風画伯筆で復元された。
(写真は日光大観より)

輪王寺(三仏堂(重要文化財・護摩堂)

  
  東照宮の参拝を終え、表参道に出て少し行くと左手に「日光山輪王寺がある。  護摩堂でお線香を買って帰る。

『解説』
 
輪王寺とは、お寺やお堂、さらに15の支院の総称で、勝道上人が天平神護2年(766)、神橋のそばに四本竜寺を建立したのが始まり。
日光が盛んになったのは、江戸時代。慶長18年(1613)、将軍の相談役・天海が貫主となってからで、天海が東照宮を創建してから日光は一大聖地へと躍進した。そして、明暦元年(1655)に守澄法親王が輪王寺宮を称した。寺名の輪王寺はこれによる。
 三仏堂:  輪王寺には「輪王寺」という建物はない。日光山にある、仏教に関係するお寺やお堂などの建物をまとめて、輪王寺という。その中心が大本堂で、三仏堂と呼ばれている。三仏堂という呼び名の由来は、3体の本地仏をまつっていることによる。

JR日光駅

  やっと駅にたどり着き、一休憩をとる。  朝着いた時に良く見なかったので、休憩の時にじっくりと見れば、なんとレトロで華奢な感じである。  一休憩の後、宇都宮へと帰る。
『解説』
  重厚な二階には貴賓室があり、大正天皇が行幸の際に用いられました。また、構内には手を叩くと天井が共鳴する「鳴き龍」もあります。
設計・施工者名:不詳  / 建築年:大正1年(1912)/構造階数:木造二階建て
 

日光感想・後記

  
来てみて、やっぱり良かった。 少々残念なのは下調べなしできたので、写真を撮ってない所が何か所かあったことだ。
  宇都宮でガイドブック「日光パーフェクトガイド」を買って帰ってホテルでチェックしたが、後の祭りとはこのことである。  しかし、HPの編集には大変役にたちました。
  『解説』のところは、殆んどがこの本のおかげで参考にさせていただきました。有難う御座いました。  次に来る機会があれば、もれなく廻りたいと思っています。  −By いっしん−

 


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