HOME > テコンドーとは
テコンドーは、「足技のボクシング」と形容されるほど、他には類をみない多彩で華麗な足技が豊富な武道です。 テコンドー(跆拳道)は朝鮮半島でできた武道で、「跆」は足技、すなわち、踏む、跳ぶ、蹴るを表し、 「拳」はこぶし、「道」は礼に始まり、礼に終わる精神を表しています。 文字通り徒手空拳を主とした、朝鮮半島に伝わる古武術の技術と理論が一つの術式としてまとめ上げられた近代武術です。 テコンドーは、礼に始まり、礼に終わる「礼儀」を重んじ、肉体の鍛錬のみでなく心身ともに鍛錬することを目的とし、 相手を傷つけたり、倒すだけのものではなく、ルールの下で技を競い合う事を理念としています。 現在テコンドーが世界中で愛されているのは、テコンドーが教育的な武道精神を根源に持ったスポーツとして指示されているからに他なりません。 テコンドーは、 1.200種類の足技と、2.000種類の手技で構成されています。テコンドーと言うと一般的に足技の武道と思われていますが、 それは足技を手のように自由自在に操るのを特徴としているところから付いたイメージであり、実際には手技や、関節技など、護身としての 技術も多く存在します。全身のバネを駆使したダイナミックかつシャープな動作が特徴で、格闘、護身術としてだけでなく、健康促進の手段や、 オリンピックなどスポーツ競技としてその名を馳せただけでなく情操教育の一環として世界各国で親しまれています。 現在、ITF正式加盟国は世界125ヶ国。4000万人もの人々がテコンドーの修練に励んでいます。 テコンドー精神として、次の五つが掲げられています。
テコンドーの公式競技には、トゥル(型)、マッソギ(組手)、ウィリョク(パワーブレイキング)、トゥッキ(スペシャルテクニック)、の4つがあります。
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