干しタコ


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干しタコは、生きたタコを使います

死んだタコを使うと
やたらと塩っ辛くなるので
祝島漁協では死んだタコは
干しタコには使いません
まずは足だけを切り離します 竹串を針代わりにして
木綿糸をタコの足に通します

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そして、波止場に出して
夏の日差しと浜風で天日干しにします
姿干しは型崩れしないように
頭と肩の部分に竹の型を入れます
そしてそれを竿にくくりつけます

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干しタコが干しあがるまで
一週間ほどかかります
干しあがると
干しタコ独特の香ばしい磯の香りが
あたり一面に漂います
干しタコは味が濃い上に
日持ちもよく、お土産に最適です

食べ方は、
炙った後かなづち・包丁の背などでたたき
柔らかくした後に薄くスライスして
そのまま食べてもいいですし
酢味噌や砂糖醤油に漬けても
最高のご飯のおかずになります


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