板を下から火で炙り、曲げていく工程を「かわら焼き」といいます
小屋中が煙でいっぱいになり、かなり煙たくなります
写真では判りにくいのですが、
船底の後部を縦に3つになるように切り込みを入れていて、
その左右の部分を下(実際に船の形になるときは上になる)に曲げ、
真ん中の部分を逆に曲げます
朝から夕方までおよそ半日、火事にならないように、
つきっきりで番をしなければなりません |
左の写真手前の一斗缶に入っているのは「水に米糠を混ぜたもの」と「ほうき」です
船板が焦げないように、ときどき濡らしたほうきで板をはたいて湿らせます
そのとき同時に板に米糠がついて、板が焦げないようガードします |
さすがに半日もただ見張っているのは退屈なので、
ストーブの周りの人たちと談笑(写真左)
だいぶ曲がってきたが、もっと曲げる為に金具をよりきつく締めます(写真右) |
ひっくり返して、今度は真ん中の部分を工具を使って反らせていきます
最終的には50cmほどの間が開きます |
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