甲いかの塩辛


甲イカは
比較的小ぶりなものを使います
当日の朝しめた新鮮なものです
ゲソは使わず
身の部分だけを使います
端の薄い部分や皮に近い部分も
包丁で取り除いていきます
スライサーで身を短冊状にします

そしてさらに混ぜます

イカ墨入りのものは
ここで同時に混ぜます
ここで、イカの肝の登場
同じイカから取れた肝を布で漉して
身に加えます
塩やみりんといった調味料を加え
手作業で混ぜていきます
別の容器に移し、
一ヶ月以上寝かせます

その間、毎日混ぜて
熟成を促進させます

7月以降から製品として
出荷できるようになります
これで祝島漁協特製の「甲いかの塩辛」の完成です
豊かな海の恵みを、祝島のおばちゃんたちが手作りで仕上げました
もちろん化学調味料や添加物は使っていません
新鮮な甲イカを使い、手作りで仕上げたからこそ出る柔らかで豊かな味は
ご飯やお酒の肴にぴったりで、大好評です
イカ墨入りのものはこってりした味わいで、
パスタや炒め物の隠し味にすると味に深みがでます




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