アマチュア無線局 JH1MIO & BCL:真空管、部品そして自作
もの作りは創意工夫
平成29年 9月23日更新
アマチュア無線を初めて30年以上立つと古い部品などが自然と集まってきます。
殆どのものは実家にあるのですが最近少しずつ持って来ています。
この辺の部品を使用して何か作ってみたいと思っています。
真空管
実家から真空管を少し持ってきました。
*MT管
箱入りの未使用品とそれ以外に裸で沢山あります。
裸のMT管は大部分は中古ですが中には未使用品も混ざっているはずです。
ただ、残念ながら見ただけでは分かりません。
右側に写っている写真の真空管は6BM8のプッシュプル用ぺアチューブ(特性の揃っている2本セット)です。
1セットだけしかないのが残念です。バラであれば後2本あるのですが。
*ST管
写真を見ていただけると分かりますが左側3本がST管で右から2番目が電池管、一番右は特殊な真空管です。
左から2本目のST管はマジックアイです。
*GT管
左側2本の外観が金属で覆われているGT管は特にメタル管と呼ばれています。
GT管はオーディオでは良くメインアンプに使用されています。
*送信管
写真は807、2B33、1625で807系の真空管で全て未使用品です。
2B33は807と同じです。1625はヒーター電圧が違うのと電極の足の配置が違っていますがその他の規格は同じです。
*テレビ用水平出力管
6KG6Aです。この真空管は貰ったものですがその時に未使用品と言われた記憶があります。
当時はテレビ用の水平出力管をSSB用の送信管代わりに良く使用されていました。
ただこの真空管は使用例は少なかったと思います。
リニアアンプ等に使用されていたような記憶があります。
ただ、私の持っている規格表に無いので電極の配置や規格がわかりません。
実は、昨年(平成16年)2月に6KG6Aに付いてメールをいただいていたのですがホームページの手直しを忘れていました。
(遅くなりましたが情報ありがとうございました。)
6KG6/EL509は6JS6A相当品との情報をいただきインターネットで調べましたが6JS6A相当と言うことは書いてありましたが詳しい規格や電極の配置等は良く分かりませんでした。
*未使用品含めて古い品物なので良否がわかりません。
真空管チェッカーが欲しいのですが金額的に入手できません。
使用してみた良否を判断するしかないと思っています
*今回持ってきた真空管はST管、GT管の数が少なくまた、送信管も807系だけです。
特にST管はもっと有った筈です。
送信管も6146系が有ったと記憶しています。
また、特殊な真空管も何本か有りました。
まだ、実家には中を見ていないダンボール箱があるのでそのうちに確認しようと思っています。
部品・パーツ
やはり実家の私の部屋の押入れに古いパーツがたくさんあります。
今私の手元にあるパーツは下記の2つです。
*TCP−2トヨムラ社製 真空管送信機用コイルパック
3.5MHz〜50MHz 10W(?) AM用真空管送信機のコイルパックです。
このコイルパックを使用してAM送信機を作成したいと思っています。
*Coil S−Eトリオ社製 受信機用コイルキット
1.5MHz〜4.4MHz スーパーヘテロダイン用受信コイルキットです。
アンテナコイル、高周波増幅コイル、局部発振用コイルの3本のコイルからなっています。
何処かでIFT、BFOコイルを探してきて高1中2受信機を作成したいと思っています。
昔作成した1.9MHz送信機(ファイナル:42シングル)が実家の倉庫か天袋にあるはずなので捜してそれと組み合わせて使用したいと思っています。
*トヨムラ社製エアーダックスコイル(型番40204)
今のところこのコイルを使用して自作することは考えていません。
右側のデータブックはトヨムラが作成していたエアーダックスコイルの物です。
このデータブックは今では役に立ちませんが記念においてあります。
昔は送信機などを自作するときに色々計算してこの本から適当なコイルを捜していました。
今では計算方法も忘れてしまいました。
*807用ハカマ
送信管807用のハカマです。
この真空管はシールドをしないと上手く動作しないために必要です。
このハカマも結構値が張るので当時はピースの空き缶などを利用して作成する人が多かったです。
*シーメンスキー
最近インターネット(科学教材社)でシーメンスキーを入手しました。
片切りタイプが3個、両切りタイプを2個です。
とりあえず送・受信を切り替えるためのスイッチボックスを作成します。
将来送信機用コイルキットを使用して送信機を作成する時にも使用しようと思っています。
*SSBジェネレーター 八重洲無線社製
2MHzSSBジェネレーターです。
フィルターはクリスタルフィルターです。
このジェネレーターもずいぶん昔に手に入れたものです。
回路図が無くなっているのですが配線をたどって調べてみようと思っています。
可能であれば使用してみたいと思っています。
*その他小物
先日実家から持ってきた小物部品です。
手前側に有るスライドスイッチとカップリングに挟まれているのは水晶発振子用のソケットです。
FT243用とHC6U用です。
*807用タイト製ソケット等あったはずの部品が今回持ってきた中にありませんでした。
*まだまだ実家には色々なパーツはがあるので実家に帰ったとき調べて写真も取りたいと思います。
自作無線機(ホームメイド、ホームブルー、ハンドメイド:この響きが好きでした。)
私が作った無線機はいくつかありますけどあまり記憶として残っていません。
当時は無線機を中古で購入して修理・改造して使用するのに凝っていました。
当時のCQ誌には改造の記事があり真似をしたり、自分ならこう改造するとか考えてやっていました。
唯一愛着のある自作した無線機は「終段42(ST管)シングル 1.9MHz A1 送信機」です。
その割には見当たらないのですが多分倉庫に有るはずです。
(昔の部屋の写真を見るとこの送信機が写っておりその後処分した記憶が無いので)
この送信機と船舶用受信機で大学時代 春日部市から出ていました。
とは言ってもあんまりアクテビティーは良くなく沢山の局とは通信していません。
SSBの時代になって自作するよりメーカー製を買った方が安くなったためもあり私は中古を安く買っていじっていたように思います。
TX15Sは私の知り合いから買って未だに組立ずにおいてあります。
いつまでたっても使用してもらえない可哀想な送信機です。
いつかは組立て使ってみたいです。
また、トヨムラのHF帯AM用100W送信機コイルパックがあるのでこれも使って送信機を作ってみたいです。
また、トリオの1.5MHz〜4.4MHz用の受信コイルキットも有るので高1中2受信機を作成してみたいです。
上にも書きましたが、この受信機と1.9MHz送信機を探し出して運用したいと思っています。
ただ、当時は入手できたいろいろな部品が入手しずらくなっているので困っています。
真空管はかなり持っているのですが型番を忘れてしまっているので一度確認したいと思っています。
807は何本か有ります。
*今後自作していきたいのは真空管を使用した送信機やアンプです。
取りあえずトヨムラ社製真空管送信機用コイルパックTCP−2を使用してHF〜50MHzのCW送信機(50MHzがあるのでAM(A3E)もあった方が良いかな?)を作りたいと思っています。
後は、42(ST管)を使用した送信機なども作りたいと思っています。
キ ッ ト
*CWフィルタ
FT−817を電信で使用するのにCWフィルタがほしいと思っていましたがオプションのCW用IFフィルタ(YF−122C)は価格が高いのとON/OFFするのにファンクションスイッチを使用して切り替えなければならなく不便なのでどうしようかと考えていました。
FCZ研究所のオーディオCWフィルタが安くて性能が良いと聞いたので今回CWフィルタケース入り(パッシブ型CWフィルタ+AFアンプ:LM386使用)を購入して作成しました。
CWフィルタのON/OFF(スルー)のために2回路2接点のスナップスイッチを追加しました。
ボリュームはS付を使用し電源スイッチとしていますが、フィルタのON/OFFと電源のON/OFFが連動しないのが欠点です。
写真では陰になって見えていませんがLEDを付けて電源ONの確認が出来るようにしてあります。
電源は設計通り電池を使用しています。昔パソコンに付属していたスピーカーをRCAコネクタで接続出来るようにし、またヘッドフォーンのプラグを差すと切れます。
付いてきたケースが小さくスイッチ、ボリュームやジャックなどあまり考えずに取り付けたところ蓋が閉まらなくなりました。
蓋にボリュームなど外部に出るのがすべて付いているので困っています。とりあえず輪ゴムで蓋を止めてありますが使う上ではあまり問題ないようです。
使用感はまだ使い始めたばかりですがこのフィルタをONにするとノイズが少なくなって聞き易くなります。また、非常に聞きやすい音です。
ただ、出力が小さいためフィルタのボリュームは最大にして置いて本体側のボリュームで音量を調節しています。
*キットにはいろいろ面白いものが出ているのでいろいろ作りたいと考えています。
今手持ちに7MHzCW送信機や7MHzの受信機のキットがあるので作らねばと思っています。
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