ダウンロードできる日本語教材・翻訳文 | 購入できる教材 | 津市教員作成教材 | 多文化共生教育資料 |
多文化共生教育資料 | ||
私の家族 | ||
6年 (ブラジル) | ||
私のことについて話します。 私の家族は、全員を合わせると大家族だし、いろんな国がまざった大家族です。 そのことを知ったとき、私もとてもびっくりしました。 私の家族は、全部合わせると、5か国の国籍になります。 まず、お母さんの方をたどってみます。私のお母さんは、ブラジル人で、そのお母さん、つまり私のおばあちゃんもブラジル人です。でも、そのお母さん、つまり私のひいおばあちゃんは、日本人です。私のお母さんのお父さん、つまり私のおじいちゃんは、ブラジル人で、私のひいおじいちゃんは、日本人です。 お父さんの方をたどってみると、ブラジル人、スペイン人、ポルトガル人、アフリカの人、ブラジルのインディオというように、たくさんの国の人がいます。 ブラジルのインディオというのは、昔からブラジルにいる人たちのことです。昔、ヨーロッパの人がインドに行こうとしていましたが、アメリカ大陸へ行ってしまいました。でも、ヨーロッパの人は、自分たちがアメリカ大陸にいるということに気づいていませんでした。インドにいると思っていました。 インドの人たちを「インディオ」と呼びます。それで、昔からアメリカ大陸にいる人たちのことを、「インディオ」と呼ぶということです。 私は、そのことを聞いたとき、とてもびっくりしました。友達もみんな、びっくりしました。作文を書いているときも、いろんな人が、そのことを聞いて来ました。 インディオとアフリカの国の人が、わたしの家族にもいるということは、最近知ったばかりです。弟も、そのことを知ったとき、びっくりしていました。 そして、私の家族みたいに大家族で、ちがう国の人たちがたくさんいる家族の一人として生まれて、本当によかったし、私は自分の家族に、とてもほこりをもっています。 私のお母さんのおばあちゃんとおじいちゃんは、日本人です。 日本の生活が、少しまずしかったころ、私のひいおばあちゃんとひいおじいちゃん、つまり私のお母さんのおじいちゃんとおばあちゃんが、けっこんしました。そして、二人でブラジルへ行って、わたしのおじいちゃん、つまり私のお母さんのお父さんを産みました。 私は、その話をお母さんから聞いて、「すごいなあ。」と思いました。 そんなことがあったからこそ、今のおじいちゃんがおり、わたしのお母さんがいるんだと思いました。 この作文のおかげで、私のことがいろいろ分かったので、とても勉強になりました。 |