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	多文化共生教育資料
	ブラジルに帰る
	５年　　（ブラジル）
	今年になってから、家の生活のようすが、とってもかわりました。なぜなら、前は、お父さんとお兄ちゃんがはたらいていたけど、お兄ちゃんのしごとがなくなりました。 　　 　お父さんは、ざんぎょうがなくなりました。だから、工場ではたらいたあと、車のしゅうりのしごともしていました。 　　　　　 　おにいちゃんは、生活をたすけるために、しごとをさがしていました。しごとが見つかっても、「うんてんめんきょがないから、だめだ。」と言われました。 　お母さんは、でん気を消したり、水を出しっぱなしにしたりしないように、いっしょうけんめいせつやくをしています。ぼくも、やっています。 　６月３０日に、妹がうまれました。かぞくが一人ふえました。名前は、○○です。やっと妹がうまれて、とってもうれしかったです。ぼくは、子もりをしたり、いっしょにあそんだりしています。 　○○が２ヶ月になったころ、お母さんが、「ブラジルに帰る。」と言いました。ぼくは、「帰りたくない。」と言いました。なぜかというと、６年生になって、みんなともういちど、運動会で組み立てをしたかったからです。それから、みんなといっしょに、修学旅行に行きたかったからです。